沖縄戦生き残りが集めた本 | よかもん人生のブログ

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満州から沖縄へ転戦し、敵弾が鉄兜を貫通して、即死と思われていたのが奇跡の生還。

敵弾がが鉄兜の裏に添って抜け出ていたという。

そのキズが原因かはわからないが、晩年アルツハイマーを患い亡くなった妻の叔父さんが、

沢山の戦争関連の本を集めていた。連れ合いの叔母さんも同じ病で施設に入れた。

発病する前から、家屋敷の後の管理は任されているが、中越地震後は、

室内の漆喰の壁は全て損傷し見る影もないが、土台や柱にはほとんど損傷はない。

仏壇や衣服など生活用品はそっくり残されている。

叔母さんに子供もいない事から、この家に住む予定の人はいない、

叔母さんが生きている内は地震で被災した人に貸しもならず、困っている。

本は別である、欲しい人があれば贈呈しても良いとかねがね言われていた。

叔父さんもそれは本望だと思う。

本棚のガラスは、地震で壊れ投げ出された本を、手当たれ次第に括り、本棚に収めたが、

写真の本はその一部である。