パピヨン犬のバトル顛末記 | よかもん人生のブログ

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            「写真は朝のミルクと散歩前」
パピヨン犬が我が家の住人になって早4年が過ぎた。名前はパル、とノア

我が家の犬としては4代目になるが、多頭飼いは初めてであった。

(写真の犬の尻尾はカットしてある。排便の後処理をし易くするため)

雄同士、1年後に、弟分のノアが来たのだが、甘えほうだいに育ったパルは迷惑そうなそぶりだ。

ノアは天真爛漫、ノアが1歳に近くなるまでは、2頭ともに、尻尾を大きく振り回し、体を揺すって

甘え掛かっていた。

ノアの体が成長したころ場所取りのことから、バトルが始まった。

その後は事ある毎に大喧嘩である。その度に人間が仲裁に入る。

口の端が切れる程度で大きな怪我はないが、心配になり獣医さんに相談した。

笑って一言・・・「決着付くまで喧嘩させなさい、その後はしなくなるよ」とのこと。

その言葉に従って、バトルを観察していた。

犬達は人の仲裁を期待するそぶりだったが、けしかけるだけで何も手を貸さぬ。

その内ソファーからノアが追い落とされて勝負あり。

優劣が付いてからは大きなバトルは起きないが、大きな変化が起きた。

パルがノアを家族に寄せ付けなくなった。家族の独占である。

ノアが尻尾を振ることさえ許さない。徹底した上下関係の確立完成となった。

ノアは可哀想である。パルの目を盗み、甘え掛かっているときも、パルから注意をそらさない。

肉などたまに好物の餌を与えても、パルが側へ来ると口から放し引き下がる。

人が間に入り均等に食べさせるが、ノアの食べ方は早い。自衛本能である。

そんなパルも外では寛大である。その為ノアは、体ごと尻尾を振り振り他人に甘える。

パルがファミリーを意識しているのに対し、ノアに制約はない。

お陰でノアは散歩の時に子供や女子学生に人気者。

本来なら見向きもされぬ、飼い主の「オツサン」も若い娘達と話が出来る。

ノア様々である。

話し込むとパルが嫉妬し始める。時には飼い主の足にオシッコを掛けることがある。

犬を飼ったことのない人には、判らないことでしょう。

その関係も最近は少しずつ、変化の傾向が見られる。ノアに実力が付いてきたためである。

パルの首にノアが顎を載せ激しく揺さぶる。パルはタジタジである。

その内、上下関係が逆転するかも知れない。

何はともあれ賑やかな我が家である。

この上に孫がいれば満点だが、年を食った二人の未婚の子供は如何ともし難い。

これも昨今の親達、共通の悩みだと思う。