夏向き、肌が粟立つ虫の大発生 | よかもん人生のブログ

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(「シマハナアブの写真」web上のサイトからお借りした物ですが、サイト不明となりました。)

食品会社に勤務していた時、幅2メートル長さ15メートル程がコンクリート舗装となった

脇には下水口があり釣り餌のミミズを良く掘っていた場所である

良く写真の「シマハナアブ」も飛んできていた、(刺されると非常に痛い)

舗装後4~5日たった頃だったと思うが、早番で出勤した女子達の間から

けたたましい悲鳴が上がった、、きゃあ~~~ぎゃあ~~~ぎゃあ~~~

男達は我先に飛んでいった、が ウッと言ったきりで動きが止まった

無数の大型のウジの大群、それも長い尾っぽが付いている、舗装面は元より工場の側壁1メートル位の

高さまでびっしりで足を踏み出す隙間など無い

この時点では発生原因もウジの名前も解らなかった

上司から男達へ矢継ぎ早く指示が飛んだ、

工場内へ入れるな、防虫剤と消毒剤を持ってこい

それから大がかりな駆除作業が始まった、近くの農家から消毒用機材まで借りてきたが

ウジは下水のコンクリートの隙間から次々と湧いて出てくる

数千か数万か数えることなど不可能な状況である

死骸を取り片づけるまでに、半日程掛かった

ウジの名前が判明したのは数日後で原因がコンクリート舗装の為と解った

名前は良く飛んできていた「シマハナアブ」で、幼虫の尾っぽは呼吸器官である

おそらく有機物として、舗装のために呼吸出来なくなった、ミミズの死骸を食べて

大量発生したのではないか?と結論付けされた

その後もコンクリート舗装後に2度大量発生を経験した。