竹馬、馬乗り、鬼ごっこ | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

戦後の混乱期、親たちは生活に必死で子供たちには遊びの時間が十分にあった。

ガキ大将が町内ごとに子供たちを仕切っていた
竹馬、馬乗り、鬼ごっこ、ぱっちん、縄跳び、かくれんぼ、遊びに飽きたらお医者さんごっこ。
川や池での水遊び中に2度おぼれて死にかけた、その為か6歳頃には少しは泳げるようになっていた。
恵比寿様の祭りが近づくと「おこもり」の薪集めのため、荒縄を持つて里山へ連れ立ってゆく、
ガキ大将の指示どうり、椎の木の大木に荒縄を巻き付け急勾配のがけを降りる、
わくわくする時間の始まりである。
年齢に応じて降りる場所は決まっていた、
崖下には湿地帯があり、蛇、蛙、イモリやムカデ、クモ、毛虫などが、うじゃうじゃといて体験観察を経験させてくれるガキ大将の行動には全員が絶対の信頼を持っていた。
それぞれ薪を持ち寄ると、町内へ持ち帰り恵比寿様の脇へ積み上げ、祭りの日を待つ。
祭りの夜は、子供だけの時間だ。
焼き芋をするための穴を掘る者、雨戸板を借りてきて、ほったて小屋を作る者、お賽銭を集める者
恵比寿様の前で朝まで火を焚き交代で小屋で仮眠する。
その間、他町内を攻撃しそこの恵比寿様の、しめ縄を取り合った。
懐かしい少年時代の思い出である