100マイル(160km)遠泳 | かっぱのひとりごと

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競技や練習について。

皆さん、マリンスポーツといえばサーフィンやダイビング、スピアフィッシングなど、ご存じと思います。


しかし、世の中には想像しがたいマリンスポーツの世界があるようです。


私が挑戦しているフリーダイビングにも、息を11分間も止めたり、300m以上の距離を一息で泳いだり、酸素ボンベをつけない状態で海中に潜って深度100m以上を往復する、といった信じがたい超人がいます。

ところが、マリンスポーツの世界ではまだまだ未知の存在がいるようですね。


私の職場にはマルタ共和国(イタリアの南西部にある島国)から来られた方がいるのですが、彼の水泳のコーチが元オリンピック出場者で、本人も国際的な大会に遠征していたガチスイマーでしたので、泳ぎの練習法について色々指南をいただきました。

そこで驚いたのは、彼のコーチは、マルタ島からイタリア南端まで泳いで渡ったことがある、というのです。


合計距離が100マイル(160km)を、なんと1日前後かけて泳ぐ、といったもので、当時の新記録だったとのこと。(海峡を渡る距離だけでいえば53km)




体力がすごいのか、ペースが速いのか、もはやわからなさすぎる世界ですよね。

しかし、世の中にはunbelievableでなんだか面白いスポーツが隠れていますね・・!

(そういえば、私の知り合いの中にも、薄氷の下を潜り抜けて泳ぐ距離を競ったり、YouTubeでイルカと息比べ勝負したりする方達がいました。)


しかし海のスポーツは過酷なもの、ある日100マイル水泳にトライしたそのコーチは、夜の海表でクラゲの群れに遭遇して刺されたとのことです。



それでもなお続行しようとしたそうなのですが、腫れや痛みが強く、さすがに断念されたそう。



いつサメなど大型魚に襲われても不思議ではない世界、私にはとても挑戦できないですね・・。


このようにもっと知られるべきマリンスポーツのレジェンド、もっとたくさんいると思いますので、今後もリポートしていきたいと思います。


今日もプールで泳いできます。