おはようございます。
お久しぶりです。
コチラのブログは、
「生きる力を養う養生」をご提案している
養生リフレクソロジスト/橋本玲子がお届けしています。
本日もどうぞお付き合い下さい。
”薫衣草とヨクイニンの生薬石けん”
前半のブログです。
突然の鹸化に動揺しています。
1か月前に製作した
薫衣草と薏苡仁の生薬石けん、
今回は型入れ後 → 乾燥・熟成後までをお届けします。
薫衣草(くんいそう)とは「ラベンダー」、
薏苡仁(ヨクイニン)とは「ハトムギ」のことです。
段々と夏に向って
汗や皮脂が出てくる今頃を考慮し、
こめ油100%の石けんにしようと試みたのですが…
製作時に数分でトレースが出てしまい、
慌てて型入れしたんですね。
これまで私は
マルセイユ石けん・オリーブ石けんしか
製作してこなかったので、
わずか数分でドンドン変化していく事に
ビックリ!!
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とにかく「型入れ」しないと!!
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と、ゴムベラで作業できるうちに
済ませてしまいました。
あのドタバタ作業にしては、気泡はかなり少ないかと。
型入れしてからは、
あまりのバタバタに
気泡がたくさん入ってしまったのではないかと
心配になり、
慌てて確認しました。
ちょこちょこ見受けられますが、
予想よりも遥かに少ないですね。
固まったら、型出し。
そこから乾燥・熟成を1か月の予定。
…だったのですが、
/
こめ油100%、
恐ろしいことに
「型出し」まで10日!!
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なかなか固まらず、
途中で何度やり直そうと思ったことか!!
そして、
ようやく固まったと思ったら
今度は型に貼り付いて
いざ出そうとしても出ない!!
ならば、
/
結露で出すしかない!!
\
と、冷凍庫に放り込みましたが、出ず。
…を、2回やってもダメだったので、
最終的には
型と石けんの間に包丁を入れ、
型から出しました。
包丁の痕が痛々しい。
正直、もう出ないかと思いましたよ…。
型出しのタイミングは難しい。
内部が固まるのを待っていると
表面が固くなり過ぎたり、
そんなことしなくても元々ダメだったり。
カット面。
気泡がちょっとあるくらいで
ベタつきも無し。
10日待ったかいがありましたね。
…で、ここから1か月の乾燥・熟成に入ります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
…1か月後。
分離もゲル化もなく
ここまで来れたことにホっとしています。
やり直すことを何度も覚悟した1か月でした。
/
ヨカッタよー!!ヽ(*^o^*)丿
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…サイドがボロボロ。
((( *´艸`))
かなり痛々しい見た目で
指で押した跡や包丁を入れた跡が
しっかり残っていますが、
初めての「こめ油100%の石けん」を
どうにかしようと「もがいた痕」と思えば、
ちょっと愛おしい…。
カット面も思ったよりもキレイ。
ここまで来たら
後は”石けんとして使えるかどうか?”を
確認するだけです。
オリーブ石けんと同じように
水分を抱き込みやすいタイプ。
独特のヌルっとした感触です。
使用感はサッパリなのに
ツッパリ感がないのが嬉しい。
オリーブ石けんが
”潤いを残してしっとりする”のに対し、
こめ油の石けんは
”洗い跡がキュキュっとする”感じでしょうか。
余分なものをしっかり落としてくれています。
汗と皮脂が出てくる今頃をイメージしていたけど、
盛夏あたりも余裕で使えそうですね。
その辺りはヨクイニンの効果もありそう。
この1カ月は
”石けんにならず
やり直すことになるだろう”
という思いでハラハラしていたので、
この仕上りには大満足です。
同時に、
課題がたくさんある事も分かりましたね。
中には、
ブレンドの知識があったら
もう少しどうにかなっていたかもしれないことも。
トライ&エラーを繰り返し、
少しずつ課題を克服してゆくつもりです。
よろしかったらお付き合いを。
ヽ(*^o^*)丿それでは、また!
ドキドキ・ハラハラした分、可愛く見えるのは私だけ?
腐った草からホタルが現れる頃
コチラも継続中!よろしかったら!