おはようございます。
ご訪問頂きありがとうございます。
「生きる力を養う養生」をご提案している、
養生リフレクソロジストの橋本玲子です。
本日もどうぞお付き合い下さい。
本日より4月。
「養生アトリエREI」は現在お休み中ですが、
令和元年4月1日にオープンしたので
（正確には平成ラストの年。
令和は５月からです。）
この日にはちょっと思い入れがあります。
予定では
”春らしい明るい記事を”と考えていたのですが、
先日読んだ記事が気になったので
少し触れたいな、と。
認定特定非営利活動法人育て上げネット
理事長 工藤哲さんによる、
社会的所属を失ってしまう方への
不安・焦燥感・孤独感に対する、
支援現場の視点からの記事です。
”自己紹介の際、
これまでは所属と共に名乗っていたのに
現在は無職であるため
そのことが不安で恐ろしい”
…という方を例にあげて、
出来るならこれだけはやっておいて欲しいことを
あげていらっしゃるので、
ご興味のある方はご覧ください。
私が拝読して思ったのは、
この記事は”分水嶺”になる、ということ。
要は、
記事を読んで、
「セーフティーネットのように感じる方」と
「ここにすら入れない自分に
更に不安・焦燥感・孤独感を募らせる方」に
分れるだろうな、ということです。
まず最初に表明しておきたいのは、
こういったセーフティーネットの役割を
果たしていらっしゃる方々に対し、
敬意を持っている事。
社会に貢献する素晴らしい活動をされていると
感じている事。
その上で、
やはり考えていかねばならないのは、
あの記事を読んで
絶望を感じ孤独感を深めてしまう方々の事です。
理由は人それぞれだと思います。
自身の心身の都合のため
ご家族のお世話など環境の都合のため
等々、
どうしようもない
手も足も出ない状況の方々は、
線を引かれ
除外されたような
心境になるのではないでしょうか。
そして、
動き出せない自分を
責めてしまうかもしれない。
でもね、
私はそんな方々に
自分を追い込んで欲しくないのです。
だって、
ダメな時は
ダメなのだから。
気分や気合の問題ではなく、
出来ないときは
出来ないのですよ。
そういう時は
今出来る事をすれば良い。
朝起きるだけで精一杯の方は
今朝目覚めた自分を、
どうしても外へ出られない状態なら
庭に出た自分を褒めましょう。
”自宅警備”という言葉が
以前「揶揄」として使われていましたが、
「自宅警備」の何が悪い。
自宅を警備してくれている人のおかげで
家族は安心して外へ行けるのです。
お１人住まいの方は
もっと切羽詰まった状態かもしれませんね。
それでも、
大事なのは
相談できる場所があること、
情報を収集できる状態であること。
日本では春は動き出しの季節のため、
その流れにに乗っていないと
まるで取り残されたような、
自分だけ落ちこぼれたような孤独感に
苛まれるかもしれません。
でも、
あなたはあなた。
自分だけは
あなたの見方で
あなた自身を諦めないで欲しい。
出来ないことを数えるより、
出来た喜びを
積み重ねて欲しい。
ロサンジェルス・ドジャース
ムーキー・ベッツ内野手によると、
「配られたカードでプレイするしかない」
そうですよ。
与えられたカードでプレイするうちに、
今までとは違う展開を迎えるかも。
でも、
ゲームに参加しなければ、
その機会すらない。
だから、
あなただけは、
あなたを諦めないで下さいね。
私で良ければ
お話を伺うなどお手伝いをさせて頂きます。
かつて寝たきりだった自宅警備員より。
ヽ(＊^o^＊)丿それでは、また！
本日の養生教訓
心に決めたことを行動し、達成すると、心が喜ぶ。
心は五臓（肝・心・脾・肺・腎）の君主なので、
心が喜べば他の臓の巡りも良くなる。
小さな喜びを繰り返し、
行動を起こしやすい心身へ自身を導いて行く。
