おはようございます。
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お礼申し上げます。
最近、お写真を拝借することが多くなりました。
先日、母にオイルトリートメントをした後、
久々に学生時代を思い出しました。
初めてオイルトリートメントを習った日のことです。
(考えてみたら11年前のことか!)
その日は朝から講師がご機嫌で、
「今日はお楽しみですよー」と笑顔。
それまでは座学・手技など叩き込んできましたが、
ご褒美の日とのこと。
私はそれまで、
オイルトリートメントを受けたことがありませんでした。
なので事前イメージはなし。
いつもの授業と違ったのは、
「只々、楽しんで!」と言われたこと、
ヒーリングミュージックがずっとかかっていたこと、
(いつもは授業開始と共に終了。)
そして、アロマを利用したこと。
最初に手技を習い、練習し、本番を迎えるのですが、
これが思っていたイメージと違った!
大きな教室で壁側・窓側に別れ、
それぞれの側に頭を向けてベッドを設置し、
ダーッと並んでいる状態。
そこから施術者と受け手に分かれて練習、
いざ本番の段階になると、
講師がヒーリングミュージックをチェンジ。
”なんか特別な曲、かけるのかな?”
と、思っていたら、
その曲が秋川雅史さんの”千の風になって”に微妙に似ていて、
それがよくかかっていた時期でもあったので、
私の頭の中では自動的に歌詞が再生される…という。
イメージして頂けるでしょうか?
ダーッと整然と並んだベッドの上に大勢が寝転んでおり、
そこに”私の~お墓の前で~♪”と、
脳内再生される異様さ。
…○○安置所…?
と、横を見ると、両隣は笑いを堪えています。
口元を押さえている方、目元を隠して耐えている方、
彼女らを施術している方たちも、
小刻みに震えながら耐えている。
そう思ったの、私だけじゃないんだ!
と思うと、震えが更に大きく。
そこでふと講師を見ると、
エッセンシャルオイルを含ませたティッシュを持った手を、
前後に大きく振りながら、
曲に合わせて歩いています。
口元はにこやかで皆に芳香浴をしてもらいたく、
”今日はリラックスの日だから楽しんで~”
と、言っているかのよう…なのですが、
その様子が、
中世ヨーロッパの墓守のようで、
寝ている私たちのご遺体感をまた一層に強調し、
いいのか、コレで?
と、込み上げるものを堪えることが出来ません。
なんかヒドイ…ヒド過ぎる…!
その頃になると、もう皆がユサユサと揺れ、
私たちは完全にイメージを共有していました。
気付いていないのは講師だけ。
”楽しんでほしい”
その思いやりの心で、
元気に腕を振り続け、アロマを振り撒いてくれています。
が、香りを振り撒くその姿と、
微妙どころか、既にソレにしか聞こえない曲、
整然と横たわる私たちの組み合わせは、
最終的には
"中世ヨーロッパの墓地と墓守"
にしか見えません。
休憩に入ると皆で、
「曲がっ!」「動きがっ!」「永遠に眠らされそうだわっ!」
と、爆笑しました。
pixabayさん、いつもありがとうございます。
…今、思い出してもヒドいと思う。
でも、同時に講師は一生懸命で、
愛情や思いやりに溢れていました。
学ぶことに旺盛な仲間と素晴らしい講師。
楽しい時間でしたね。
今となっては、
懐かしいオイルトリートメントの思い出です。
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