mizusumashi-tei みずすまし亭通信 -35ページ目

藤田嗣治:季刊ソレイユ表紙絵 模写

 

ネットに藤田嗣治が表紙絵を描いた『季刊ソレイユ(1947.12)ひまわり社』第2号があって。欲しいなと思ったものの「そこは我慢(小遣いないし)」と言いきかせ模写した。『ソレイユ(後に、それいゆ)』といえば、主催する中原淳一の表紙絵だろーと思っていたのだが、どうやら例外もあるようだ。

 

それにしても、藤田嗣治の絵は使い減りしないというかね。いまだ魅力があって目が離せなくなる。すごいよね。

 

藤田嗣治の表紙絵:季刊ソレイユ2(1947.12)ひまわり社

 

特に藤田の印刷物に関する仕事については、幾度もブログで扱ったので「いまさら」な気もするのだが「フジタはもういいかな」などと、ケリをつけるつもりが気がつくと、ふたたび惹かれている自分に気づく。彼の装釘や挿絵など「手しごと(余技)」が異常に面白いンだよね。

 

 

 

藤田模写

 

藤田の関連古書はいずれも高額で、たいがい手がでないこともあって、できるものは模写して気持ち(所有欲)を鎮める。丹念に模写していると気がつくことも多くて。女性像における縦長にひきのばされた顔や首など、そのデフォルメと類型化の妙に嘆息する。私にとってフジタはひとつの呪縛かな。