高橋一生
マイケル Z.リューイン『豹の呼ぶ声(1991)早川ポケミス』私立探偵アルバート・サムスン・シリーズ第7作。私立探偵に向かない心優しいバツイチ探偵の、やや自分で墓穴を掘りゆく様子がいかにもペーソスにまみれ、読んでいるこちらが心苦しくなる態の内容。ソフトボイルドを代表するシリーズのひとつ。
マイケル Z.リューイン:豹の呼ぶ声(1991)早川ポケミス
マイケル Z.リューイン: 内なる敵(1974)早川ポケミス
爆弾犯が仕掛けた(爆発しないはずの)爆弾がなにものかによって盗まれ、なぜか、その爆弾犯から世間的にまったく知名度がないサムスンに盗まれた爆弾の捜索依頼がくる。という、とぼけた内容で、リューインのウェットに満ちた軽妙な語り口が愉しい。
リューイン『内なる敵』『消えた女』と読んでいるうちにすっかり気にいってしまい。図書館に本作の続編の予約を入れた。
自家装釘本
上掲二冊は図書館のリサイクル本で、時おりこうした古いミステリ本を放出してくれる。イラストは高橋一生が出演した劇場版『スパイの妻(2020)』から。このシリーズを翻案ドラマにするのであれば、サムスンはぜひ高橋さんにお願いしたいかな。
廃 屋
裸 木





