べらぼう 映美くらら
年が明けました。新年丙午はどんな年になりますでしょうか?
正月休み用の読書本を用意していたのですがたいして捗らず、HDに溜めこんだ録画ドラマを視聴消化&削除したりと、整理し始めたら結構時間をくってしまった。
大河ドラマ『べらぼう』は未視聴の十数話を一気見。久しぶりに全話面白く拝見した。ずいぶんと寄り道の多い復讐劇になっていて、気が長いひとには楽しめたのではないか。美しき(最恐の)暗殺者ともいえる大奥の元締・大崎(映美くらら)の儚き最後には涙しましたね。
役作りだったのでしょうか。終盤の彼女はこれまでの所業、暗殺を命じた一橋治済への恐怖からやつれが目立ち、特に頤おとがいから首の線が、か細くも切ない(涙)
M.Z.リューイン :目を開く(2004)早川ボケミス
M.Z.リューインの私立探偵アルバート・サムスン・シリーズ第8作『目を開く』では「探偵に向かない探偵」サムスンの、前作で取り上げられた探偵免許が数年ぶりに戻ってきて営業を再開するのだが、なんと親友ミラー警部の犯罪調査の依頼がきて。というもので、こちらは愉しく読んだのですが。
続いて手にしたシリーズ第2作『死の演出者(1973)早川ポケミス』がなかなか捗らない。全体に重だるく「軽口」の収まりが悪い。時折、意味不明な訳文があったりで難儀する。このシリーズの翻訳は石田善彦がほとんど担当しているのだが、初期作品の翻訳は別人。ちょっと雰囲気が違う。
ちょっと調べてみたら、なんと早川ポケミス(本著)から文庫に改版された折に、訳者が石田善彦(の新訳)に切り替わっているではないか。終盤まで読み進めた『死の演出者』だが、図書館に石田訳「文庫版」があるとのことなので中断。翻訳者によってまったく印象が変わってしまうというのも困りものだが、海外もの翻訳では、あるある。だね
年末年始の9連休も終わってしまえばあっという間で、届いた年賀状にあった一文「(残りの)一日一日を大切に生きようね」が身にしみる。



