安藤友香と佐藤早也伽 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

 名古屋ウィメンズマラソンの安藤友香と佐藤早也伽

 

名古屋マラソンについて、もう一回。一山麻緒の優勝は途中から自明でしたので、万歳万歳だったのですが、次にドームに入ってきたのが一山のチームメイトの安藤友香でびっくりしました、あれ?外国人ランナーは?どうした? 今レースの安藤の顔つきが怖かったものね。それほど集中できていたのでしょう。

 

さて、江戸時代の侍は、刀の柄を掴むと右足と右肩を同時に前に出す(ナンバ走り)が普通。侍は「肩で風を切る」っていうでしょう。殿中で火急の折には骨盤辺りに両手を添えてサササッと走る。忍者は闘う相手と正対しながらカニ走りしたり、安藤のように「忍者走り」する。私的には「忍び走り」と呼びたいが。

 

その「忍び走り」は上体をほぼ固めて足だけをスッスッと運ぶわけだけど、この走りは安藤に極めてもらいたいが、日本固有の走法なので継承したい。オリジナルは大切に。そして、ほぼ(?)初マラソンで5位に入った佐藤早也伽の健闘を讃えたい。なお、日本古来の走法については甲野善紀の本に詳しい。