実業団駅伝の前田彩里 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

 sketchbook.077 全国実業団駅伝の前田彩里

 

全国実業団駅伝は第5区10㎞エース区間でユニバーサルエンターテインメント(われらが新潟県出身の)中村萌乃が区間2位の快走でトップに立つと、アンカーは高校ルーキー・猿見田は軽やかな走りでそのまま優勝した。その5区で区間賞を獲った前田彩里は、故障による2年のブランクを乗り越えた見事な走りだった。

 

前回予選会も素晴らしい走りだったが、今回の前田彩里にはなにやら凄みが感じられ、ちょっとうなじが逆立った。ただアキレス腱に違和を感じるとのことで(故障明けゆえ)無理をして欲しくない。この前田は〝モノが違う。ただ者ではない〟感をただよわす現在期待値ナンバーワン選手である。大事にして欲しい。

 

 

休日はわずかな雨上がりをついて庭木の冬囲いをおこなった。まだ途中なので、もう半日ほど晴間が欲しいところなのだけれど、なかなか寒気が引かない。やれやれ。足下に隣家から種を増やしたと思われる(園芸品種の)りんどうが曇天の鈍い光の中で点々と咲いていた。白椿〝侘助〟を添えて湯呑みに生ける。