ネットで始まった「焼き鳥串論争」が巷で盛り上がっている。2015年12月不動産情報会社の「アットホーム」が各都道府県31名ずつ計1457名に実施)にネット調査をおこなった。「大勢で焼き鳥を食べる場合は串から外しますか」という問いに約「6割が外さない」。「3割が外す」と答えたそうだ。
その中でも神奈川県民はトップの62.5%が外すそうだ。
ホテルマン時代の飲み会で女子社員が「焼き鳥の盛り合せ」を串から外して食べやすいように盛り直した時には、なんて気が利く子だと思った。
上下関係を気にせずみんながそれぞれの好きな種類を食べられるようにとの気遣いを感じた。他にも男の酒飲みは、宴会料理の焼き鳥は食べるのが面倒くさいので手もつけない。その為細かくする事で食べやすいようにと女性らしい配慮をしてくれたのだ。そのおかげで箸で簡単につまめて助かったが、それを美味いとは全く思わなかった。でも、それはそれで良いのだ。
「串外さないで食べてと言う店」は材料の調達から、仕込み、焼き方などから、一番良い状態で美味さを味わってもらいたいのだ。そう考えると、「串を外して酒席で楽しんで食べさせたい」のと「美味しく食べさせたい」は全く別の思いなのだ。だから答えがまとまる訳が無い。
大好きな焼き鳥屋「やまと」は、身を小さく串に刺してあり、一口でスルーと一本食べてしまえる。また次、また次と考えずに熱いうちに食べてしまう。小ささは美味しく焼き鳥を食べてもらいたいと思う主人の思いだ。何も語りはしないが串からそれが伝わる。
お客は誰も串を外さないが、もし外しても、大将は何も言わないだろうな!「店に通えばいつかは気づくし」、「そのうち優しい常連さんも教えてくれる」。
店の名前は「やまと」。「酒場放浪記」 「女酒場放浪記」と二度も紹介されたお店。「西横浜の焼き鳥屋さん」と言っても揚げ鳥も最高。「もも揚げ」、「手羽揚」げ「生皮揚げ」なども絶品だ。ご主人と奥さんの人柄とその味でいつも常連さんでいっぱいのお店。
昔、人生の大先輩に、こう教わりました。憶えておけよ、いい店とは「うまい」、「まずい」の味ではないんだ。その店で一番大切なのは「人間味という味」なんだ。それが、ある店か、ない店かを選ぶんだ。そんな店の1軒や2軒は、自分で持っておかないとだめだな。大切な人を招待する為に。
串を外すかどうかの話しは、もういいですね!。今日もいいお酒を楽しんで下さいね。
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山崎雅夫
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