年末に炊いた黒豆です。 土井 勝さんのレシピで煮るのが恒例になっています。
故郷 松阪の砂糖屋さんから送ってもらう丹波黒豆 700g を7~8時間最弱火で煮ます。
錆びた古釘を布の袋に入れ、豆と同時に寸胴鍋に投入するのも昔ながらの調理法でしょう。
今の料理本では、錆び釘の事は載っていないですし ・・・・・・・・ 。
この梅文の椀は、黒と朱の一対で祖母 からもらった漆椀です。
それと暮れの30日に、広尾 天現寺の 『 青草窠 (せいそうか) 』 に、この黒豆を
お裾分けしに行きました。 あとあと考えると、ミシュラン三ツ星の懐石料理屋に持って
行ったんだ ・・・・・ と 苦笑してしまいました。
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一月に入りしばらくしたら、ガスの火の点き方が少し悪くなりガス屋さんを呼んで見て
もらったら、「 きれいに使われていますが、多分コンロの寿命だと思います ・・・ 」 との事。
料理嫌いや台所に立つのをなるべく避けるこのご時世の中、毎日フル稼働してくました。
が、替わりのガス台のカタログを見てビックリ 魚焼きグリルが無い ・・・
訊くと 「 皆さん、油でべたべたになるグリルは使いたくないので、直火で香ばしく焼くという
よりフライパンで軽く焼きつけるイメージになります 」 と。
さらに 「 全てのコンロが、黒豆を煮る時のように長時間つけっぱなしには出来なく
なりました。 」 とも。
来年からは2時間ごとに点火しつつ、色々と微調整しないといけなくなりそうです。