今年初めて、紅葉シーズン に天気に恵まれました。
傘を持たずに 紅葉 を見歩くのは心楽しく、ウキウキします。
Ⅰ さんの情報で 「 今年の紅葉は 1週間早くて綺麗です。 11月末には終わってしまう
でしょう。」 と いうメールで、急きょ京都の紅葉を見に、京都行きを決めた私達です。
今年は息子が多忙な為、すっかり諦めていましたが ・・・・。
まず、昨年と同じく紅葉の名所 『 永観堂 』 へ行きました。
真っ赤な いろはもみじ が池の水に映え、それは美しかったです。
又、オレンジ ・ 黄色 ・ 緑 と一枝でグラデーションが楽しめる樹々が多くあり、足を
止め眺めました。
寺内のエレベーター ( いいアイデアです! ) で、有名なみかえり阿弥陀の前に
行くと、想像より可愛い小さな阿弥陀様で、優しい微笑みをたたえていらっしゃいました。
賽銭を入れ、手を合わせ、とっさに拝んだことは 「 飛鳥 が風邪を引きませんように
・・・ 」 ということで、自分でも苦笑 してしまいました。
出発の日の朝の東京は、すこぶる寒く、みぞれ模様でやがて雪に替わる予報だった
からです。
帰路、大きな松の樹に Ⅰ さんが珍しい3本の松の枯葉が落ちているのに気づき、
拾って渡して下さいました。
「 三鈷(さんこ)の松 」 という葉先が三つに分かれている珍しい松の古木だそうです。
三鈷とは 「 智慧(ちえ) 」・「 慈悲 」・「 まごころ 」 を表わし、この松葉を持っていると
三つの福が授かるそうです。
縁起がいいそうで、大切に折れないように紙に包んで、東京まで持ち帰りました。
その後、『 真如堂 』 の 紅葉 へ向かいました。
ここは人も少ない穴場で、境内の奥の方までもみじが続き、赤 ・ オレンジ ・ 黄色に
染まっていました。