大阪の会社の Y さんは、父親同士が親しく、まだ私が生まれてない時に
御両親が私の実家にみえたこともあったそうです。
Y さんと私の従兄とは同期で、父の会社に入り、私が学生の時、父の会社で
友人達とバイトをしていた頃からの知り合いです。
私の従兄は数年前に癌をわずらい、亡くなりました。
ある年の暮れに、久しぶりに従兄から１時間に及ぶ電話があり、「 癌で
あと長くは生きられない ・・・・ 」 という信じられないことを告げられました。
私は 「 年が明けたら、すぐに名古屋へ会いに行くから待ってて！」 と
言うのが精一杯でした。
ですが正月の２日に訃報が届きました。
私は実の兄のように慕っていたので、悲しみは大きかったです。
Y さんの美しい奥さんも、それからまもなくしてやはり癌で亡くなりました。
父と母が仲人をしたそうです。
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その後、Y さんの悲しみは計り知れませんが、私は時々季節の便りを
添えて Yさんの負担にならない程度のおススメの物を少しだけ送ることに
しました。
お酒好きの Y さんに伊勢の ’ 帆立の浜煮 ’ を差し上げると、新潟の
『 加賀屋 』 の上等の ’ 鮭茶漬け ’ 等を頂いたり、備前風のぐい飲み
や銀杏の形の箸置き、自家製の ’ 青梅煮 ’ を差し上げると、上等の
ハチミツや珍しいジャム等のお返しがありました。
大阪のスイーツも色々頂きましたが、京都 『 和久傳 』 の桜の葛焼きが
絶品でした。
この前は 『 ナタデ ・ク リスチアーノ 』 の 卵タルトを少し送ったら、
『 エシレ 』 の発酵バターを頂きました。
先日は、京野菜のほおずき（鬼灯）と九条ネギと万願寺唐辛子のジャム
セットを竹籠入りで取り寄せて差し上げました。
全く甘くないので、私は鯛のポワレのソースに使います。
オリーブ油と白ワインと塩少しを入れて ・・・・
そのお返しに大阪の 『 GOKAN 』 という店の一粒栗入りチョコレートプリン
を５個も頂きました。
１個４５０円という上等の甘さ控え目のスイーツでした。
Yさんから大阪、神戸のスイーツのお返しを頂くことも多いので、案外スイーツ
男子？ かも知れません。 （笑）