寒さが厳しくなると、京料理の 【かぶら蒸し】 を作って熱々を食べたく
なります。
冬はかぶも美味しくなるし、大好きな百合根も出回ります。
最近は奈良からの到来物の吉野葛でとろみをつけます。
片栗粉と違い、ヘルシーだし上品な味わいになります。
家庭で、料亭の味が味わえますヨ!
料亭ではあり得ない程、百合根をゴロゴロ入れれますしネ!
ほっこりと美味しい冬のご馳走です。
<材料> 4人分
かぶ 5個
鯛の切り身 1切れ
ゆりね 1/2個
卵白 2個分
塩 小さじ1/2
わさび 適量
A ( だし汁 450cc ・ みりん 大さじ3 ・
しょうゆ 大さじ1と1/2 ・ 塩 少々 )
<作り方>
① 蕪は皮をむき、おろし金でおろす。
2,3分間ザルにあげて、自然に水分をとる。
② 鯛は(皮をひき)1口の大きさに8つに切る。
ゆりねはきれいに洗って、バラバラにする。
③ ボウルで卵白を泡立て、角がたったら塩を加える。
おろした蕪を加え、卵白の泡とカブがなじむようにヘラでさっくり混ぜ
合わせる。
④ 小鉢に鯛とゆりねを入れ、③を4等分して、こんもりと入れる。
強火で蒸気の上がった蒸し器で、13分蒸す。
⑤ 蒸す間に、銀あんを作る。
小鍋でAを火にかける。 吸い物より少し甘め、濃いめに味を調える。
沸騰したら、片栗粉をさめた出汁で溶いて、少しずつ加えながら混ぜる。
お玉の底をするように混ぜるとよい。
そのまま混ぜながら30秒程煮立てる。 濃いめのとろみにする。
⑥ 蒸し上げた⑤に、熱々のあんをかけ、上にわさびをのせる。