雛 (ひな) の 季 |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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我が家では、毎年2月4日の’立春の日’にお雛様を飾ります。


立春とは (節分の翌日で) 寒さがあけて春に入る日です。


                                     ■□■□■□■□■□


  昔、父の母が、当時の大阪の三越呉服店 (今の三越デパートの前身でしょ


う)へ特注した 古い”お内裏様とお雛様” を毎年 立春の日に、床の間に飾り


ます。


亡き父の母 (祖母)から、もらった大切な”お内裏様とお雛様”で、丈が30cmは


ある大きな、立派なものです。



毎年 そおっと大切に、亡き父を偲びながら、床の間に飾ります。


上品な いいお顔に惚れ惚れし、お雛様の十二単(ひとえ)の繊細な刺繍に目を


凝らすと、その優美さに胸打たれます。


襟元(えりもと)には、1対の鶴の刺繍、隠れて見えませんが 十二単の裏側の


透けた衣には、椿・2羽の鳳凰(ほうおう)・桜・なでしこ・女郎花 (おみなえし)・


紅葉 ・ 野菊 ・ 菖蒲の花が、繊細に描かれています。 見えないところにも、職


さんは凝るのですね・・・・。


お雛様は、華麗な重そうな冠 (かんむり) をかぶっています。


お内裏様も凛々しい御姿です。



お雛様おひなさまを飾ると、もうすぐそこに春桜が来ているような気がします。



  3月3日は、私にとっても、特別な日です。


というのは、3月3日は長男が生れた日・・・・。


忘れもしない、あの日は郷里の 「初午(はつうま)」 という春祭りの日で、雪雪の結晶


降らない所なのに、病院の窓から雪雪が5㎝ほど積もっているのが見えて、何


特別な感動を覚えました。 春の大雪です・・・・・。


あとにも先にも、あんな大雪が降ったのはあの年のあの日だけです。


息子の誕生日というのは、本人より、母親にとって、とっても大切な、嬉しい日な


です。ドキドキ 

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