近鉄で1時間かけて賢島に着き、子供が生まれてから父と毎年泊まった
「志摩観光ホテル・ベイスイート」へ到着しました。
父との想い出にひたって、ここのオーシャンビューの部屋に2泊するのが、
一昨年からの私達の年に1回の贅沢です。
鳥羽が近づくと、とたんに視界に海がひらけてきます。 :..:..o:::..:,::..o○゚:,。:..;;:;;;;;:
賢島は、さらにその奥です。 *****:;;;:**:;***:*****;;:**:;;:*********:
私にとっては、「志摩観光ホテル」 は第2の故郷のようなものです。
ベイスイートのいつものコーナーの部屋 (100平米の広さがあります) に
着いたとたん、私は夕景に間に合うように、1人部屋の中へ急ぎました。
まだ皆は部屋の外でした・・・・・。
私は、着ていたオレンジのニットの混ざったジャケット (寒くなるという予報で
急遽変更しました) を寝室のクロークのハンガーに掛け、リビングに戻ろうと
したとたん、大きなシーリーベッドの足元の出っ張っている所に気が付かず、
人生で初めて転倒してしまいました。
幸い、下がカーペットの所に倒れたので、口元と右手の甲を打っただけでした。
でも痛くてすぐには起きられず、「転んじゃったー」 とカエルのような(?)声で
外へ叫びました。 彡
一番最初に驚いて飛び込んできたのは、次男でした。
次男は 「転んじゃったー」 という叫び声で、すぐどこで転んだかピンと来たと
言いました。
というのも、実は主人も息子達も 「志摩観光ホテル」 へ来てこの2年とも、この
はみ出した不要な出っ張り部分に何度もつまずいたり、よろけたりしていたの
です。
私は、そのことをすっかり忘れていて、バリアフリーの広いいつもの部屋で
安心しきっていました。
美しい夕景を見ようと急いだ結果です。
あいにく曇っていて昨年のような美しい夕景は見ることは叶いませんでした。
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私は、よりによって旅先でつまずいて転んだということに、ショックを受けて
いました。
幸い大事には至りませんでしたが、主人とコンシェルジュの所へ出向き、
毎年全員がつまずいている事と、今日転んだ下がたまたまカーペットだったから
大事に至らなかったけれど、下が木の部分だったらケガをしていただろうから
責任者に改善策を取るように伝えてくれるよう言いに行きました。
主人は 「余分な木の部分を切り落とせば済むことだ」 と主張しました。
ホテル側は 「全体のデザインもございますので・・・・」 と言いましたが、主人は
「見た目より客の安全性の方が重要だろう」 と言い返してました。
いつも大人しい主人が、この日は違っていました。
とにかく、とんだハプニングでした。
「旅先を無事に・・・・」 と父にお願いしたので、大したケガにならず、不幸中の
幸いではありましたが・・・・