アクセサリー入れを整理していたら、18才の頃に父がフランスから買って
きてくれた ”ステンドグラスのペンダント” のケースが出てきました
確か、父が最初に仕事を兼ねてヨーロッパへ行った時のお土産で 「高価なもん
やから大切にな!」 と言って渡されたものです。
でも、ステンドグラスなので光を当てないと模様が全く分からず、胸元にしても
映えないので、1回も身に着けたことがない代物でした。
「懐かしい・・・」 と思って手に取りました。
とても繊細な手作りのようです。 。゚:,。゚・:,。*:..。☆゚・:,。*:..。☆゚・:,。゚・:゚・:,。゚・
父が最初に渡欧した際に、会社の人達や関係者の方々が大勢見送りに
来ているなか、私は見送りに行って空港で 可愛い小さなブーケと喉の弱い
父の為に とっさに ”チェルシー”の飴を差し入れしました。
父がとても嬉しそうでした。
帰国してから 「乾燥した飛行機の中で”チェルシー”がとても助かった・・・・」 と
言ってくれました。
あれから、横メシが苦手で帰国するたびに痩せて帰ってくる父を何度空港へ
見送り又は出迎えに行ったことでしょう。
父は 「スイスの国が一番好きだ」と言い、「上高地はスイスに似ている」と言って
上高地がとても好きでした。
ちなみに、私達が伊勢志摩に行く17日は父の月命日の日です。
(以前のブログ 『父の無念の死』 はこちら http://ameblo.jp/yoihonomori/entry-11194137987.html )