には、いくつかあります。
それら一つ一つを手に取ってみると、それらが私の手元にまで来た歴史に思い
をはせ、大切にしなければ・・・・と思いますし、細かい職人さんの技に、目を見
張る思いがします。
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一つ目は、本陣であった本家から曽祖父が、持ってきた花入れであり、黒地
に金の蝶々が艶やかに舞っているもので、明治時代以前のものなのに、今の
時代でも、充分通じるモダンさに圧倒されます。
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二つ目は ”ふた付きの菓子器”で、実家からもらってきたもので、
お干菓子などを、常時入れています。
黒の地に、表に細かく菊の花の漆、ふたの裏には小桜が奥ゆかしく、塗られて
いて、ふたの上と器のまわりに、細かい古典的な柄が描かれています。
小さい頃から、なじんでいたので、懐かしく思い出します。
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この四角い小箱は、次男が道具屋で求めてきたもので、蔦の柄が描かれて
います。
中には、祖母にもらった珊瑚(サンゴ)等の帯留めや、ペンダントや髪飾りにアレ
ンジしたものを入れています。
(この文面は昨年の9月19日のものですが、写真を撮りなおしたので、そのままアップします)