漆器の美 |     みやこわすれの料理・つれづれ記

    みやこわすれの料理・つれづれ記

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  黒々と光る漆器に、金の漆で文様(もんよう)が描かれている物が、我が家


には、いくつかあります。


それら一つ一つを手に取ってみると、それらが私の手元にまで来た歴史に思い


をはせ、大切にしなければ・・・・と思いますし、細かい職人さんの技に、目を見


張る思いがします。

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                   みやこわすれの料理・つれづれ記-蝶紋花入れ


  一つ目は、本陣であった本家から曽祖父が、持ってきた花入れであり、黒地


に金の蝶々が艶やかに舞っているもので、明治時代以前のものなのに、今の


時代でも、充分通じるモダンさに圧倒されます。目


                                  ■□■□■□■□■□


         みやこわすれの料理・つれづれ記-菓子器      みやこわすれの料理・つれづれ記-菓子器(内蓋 流水桜)

  二つ目は ”ふた付きの菓子器”で、実家からもらってきたもので、


お干菓子などを、常時入れています。


黒の地に、表に細かく菊の花の漆、ふたの裏には小桜が奥ゆかしく、塗られて


いて、ふたの上と器のまわりに、細かい古典的な柄が描かれています。


小さい頃から、なじんでいたので、懐かしく思い出します。


        みやこわすれの料理・つれづれ記-菓子器 松図      みやこわすれの料理・つれづれ記-菓子器 草花図


                                 ■□■□■□■□■□


                            みやこわすれの料理・つれづれ記-蔦柄の小筥


  この四角い小箱は、次男が道具屋で求めてきたもので、蔦の柄が描かれ


います。


中には、祖母にもらった珊瑚(サンゴ)等の帯留めや、ペンダントや髪飾りにアレ


ンジしたものを入れています。



   (この文面は昨年の9月19日のものですが、写真を撮りなおしたので、そのままアップします)