昔観て、感動した「イングリッシュ・ペイシェント」の映画のDVDを、久しぶりに
観ました。
女性の背中をイメージさせる、砂漠の美しい曲線のオープニングが印象的です。
巨匠アンソニー・ミンゲラが手掛けた、壮大な映像叙事詩。
第二次大戦を挟む激動の時代、北アフリカを舞台に、繰り広げられるロマンを
情熱的に描き、アカデミー賞の9部門で栄光に輝いた映画です。
砂漠で撃墜された飛行機から、全身に火傷を負った身元不明の男(レイフ・ファイン
ズ)が助け出されました。看護婦ハナ(ジュリエット・ビノシュ)の献身的な介護を受け
彼は、失っていた記憶を少しずつ回想しはじめます。
それは、人妻キャサリン(クリスティン・スコット・トーマス)との情熱的な恋の物語
なのでした・・・・。
若い時の感動とは違って、実に重い映画でした。いかにもイギリス映画らしいと
いうか・・・・。昔は、砂漠を舞台にした、人妻との悲恋というところに感動したので
すが、戦争場面がかくも多かったかと、辟易しました。
アメリカ俳優のウィレム・デフォーが、印象に残る演技で、光っていました。
ところで、私事ですが、うれしい驚き!がありました。
次男に、「お母さん、いくつに見える?お化粧もしてないけど・・・」と何気に聞いたら、
真顔で、「若いよ。お世辞じゃないよ。」と13才も年下に言ってくれたので、びっくり
うれしすぎます。私も人妻、がんばろう。(?)