冬枯れの寂しい庭に、白水仙の花が、凛として、寒さに耐えているかのようです。
”侘助(わびすけ)”という白椿も、いつのまにか花をつけて、時々、つぐみが蜜を
吸いに来ます。赤い寒椿とともに、赤と黄の千両の実も、実に可愛いです。
昨日のランチは、中目黒にできた人気店で、予約の取りにくい、フレンチ「スゥリル」
へ、暮れに予約がやっと取れたので、期待して行ってきました。
(お店のホームページはこちら→) http://www.sourire-r.com/
フレンチは、最近、胃にこたえるのですが、ここのは、味付けがやさしく、和素材を
使って、うまくアレンジしてあるので、軽いのです。
最初に、アミューズが、「カブのムースのカニ添え」と、「カブの葉とベーコンの
ケークサレ」。
前菜が選べて、「カキのババロアと生カキの柚子風味の海水ジュレ仕立て」
「カンパチと紅芯大根のカルパッチョ・ホタテのポアレ マデラ酒ソース」から。
次が、うろこをパリパリに焼いた「ヒラスズキ 冬野菜添え」
肉料理が、全員、「マグレ鴨の網焼き 金柑のキャラメリゼとごぼうのヴィネグレッ
ト」
デザートが、2人が、「ほうじ茶のムースとアイス 本わさびとゲラントの塩添え」
2人が、「イチゴのスープに浮かんだクリームダンジェ」。
最後に、プチフールと生ハーブティーなどの飲み物
全て、美しく、美味しくて、満足でした。
帰りは、階段の所まで、シェフとマダムが見送ってくれました。
その後、青山の「大文字」という普段使いの器屋へ行き、織部釉のパスタ皿と黒の
中皿、染付の小皿を各5客求めました。