スケートカナダ2016 FSニュース② | Il nome della rosa

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 【フィギュア】羽生結弦、フリーで巻き返し2位も「悔しい9割、達成感1割」 2016年10月31日6時0分 スポーツ報知

 

◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦スケートカナダ 第2日(29日、カナダ・ミシソーガ)

 【ミシソーガ(カナダ)29日=高木恵】男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の羽生結弦(21)=ANA=はフリー1位の183・41点と巻き返し、合計263・06点の2位に入った。冒頭の4回転ループは失敗に終わったが、課題の後半をまとめ上げた。

 

 ようやく羽生から、安堵(あんど)の笑みが漏れた。今大会の最重要課題に挙げていた後半を、よどみなく滑りきった。「ちょっとだけ達成感があるといえばある。悔しい9割、達成感1割くらい。一応課題は克服できた」。ノーミスとはいかなかったが、4回転ジャンプを4本中2本決め、フリーはトップとなる得点で巻き返した。

 「跳んだ瞬間に『やっちまったな~』ってまた思っちゃいました」という冒頭の4回転ループはSP同様、膝をついたが、続く4回転サルコーは流れるように着氷させた。基礎点が1・1倍になる後半は2回転になった連続ジャンプの4回転サルコー以外の4本のジャンプを成功させ「後半の4回転を1発降りられたことは大きな収穫」と口にした。

 1か月前の今季初戦のオータム・クラシックでは後半にスタミナ切れを起こし、2度転倒したが「今日はきつくなかった」と胸を張った。この1か月「呼吸の使い方や、体のリズムだったりを意識」しながら、フリーの曲かけ練習を中心に追い込んできた成果が出た。

 

 前日のSPでは4回転ジャンプでミスを連発した。ホテルに到着したのは深夜0時前。そこから「すごく考えた」と言う。睡眠時間を削り、イメージトレーニングを何度も繰り返した。「感覚的に苦手」とする2番滑走。「どうやって克服するか」考え抜き、6分間練習ではジャンプを4本に控え、体力を温存した。

 

 左足甲の靱帯(じんたい)を損傷し、世界選手権後に長期間の静養を強いられた。何度も連続で繰り返せた4回転の練習は最近は多くても2回ほど。ブライアン・オーサー・コーチは「自分の体を大事にすることを前よりも意識できるようになった」と話す。

 

 久石譲さんのピアノ曲「ホープ&レガシー」は、強く希望して選んだ思い入れのある曲だ。「これからまた、どんどんあげていきます」。次戦はNHK杯(11月25~27日)。昨年SP、フリー、合計で当時のトリプル世界新を打ち立てた大会で、今度こそノーミスの演技を目指す。

http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161030-OHT1T50284.html

 

 

 

<羽生結弦>GPシリーズ2位に「光見えた」

河北新報 2016年10月31日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201610/2016103101001069.html

 

 

 

羽生、意地の2位!SP4位からフリートップ「体もってくれた」/フィギュア

サンスポ 2016.10.31 05:03

http://www.sanspo.com/sports/news/20161031/fgr16103105030003-n1.html

 

 

羽生、フリーでのトップ得点に「光がちょっと見えた」/フィギュア

サンスポ 2016.10.31 08:44

http://www.sanspo.com/sports/news/20161031/fgr16103108440004-n1.html

 

 

 

 【岡崎真の目】羽生、正しかった“大人の選択” 表彰台確保へ抑え気味演技

スポニチ 2016年10月31日 08:00

 

全体的に動きが抑え気味に感じられた羽生のフリーだが、実は正しい選択をしたと思う。今季初戦のオータム・クラシックでは、難度の高いフリーの後半で余力がなくなった印象だった。この日は得点源の4回転で2つミスはあったが、最後まで演技に力があり、前回より得点はアップした。 

 SPで4位と出遅れた羽生にとってフリーでやるべきことは、GPファイナル進出を見据え、着実に表彰台を確保することではなかったか。そのためには、SPで10点以上の差がついたチャンを逆転すること=「完璧」を求めることは、リスクが大きい。今できることをそつなくこなし、上位をうかがうのが“大人の選択”だろう。冒頭で「抑え気味」と表現したが、冷静な演技で表情は最後まで集中していることを感じさせるもので、プログラムの完成度そのものも高まっている印象だ。

 まだ21歳だが、世界の頂点に立つ男。時に大人の選択は必要となるだろう。また、一気に完璧を求めるのではなく、段階を踏んで完成度を高めていくことも大切。シーズン序盤の試合としては決して悪くないものだったと思う。 (ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ) 

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/10/31/kiji/K20161031013632440.html

     

     

     

    羽生「光が見えた」…GPシリーズ2位に

    毎日新聞

     

    フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダで2位だった男子の羽生結弦(ANA)が一夜明けた30日、ミシソーガの試合会場で報道陣の取材に応じた。フリーだけならトップの得点で「光がちょっと見えた」と手応えを感じた様子だった。

       ショートプログラム(SP)では4回転ジャンプを2度とも失敗し、4位と出遅れ。4回転ループも成功させることができず、苦しい経験ともなった。「この悔しさを原動力に、体に気をつけながら練習していければいい」と11月25日開幕のNHK杯を見据えた。(共同)

      http://mainichi.jp/articles/20161031/k00/00e/050/163000c

       

       

       

       【フィギュア】村主章枝評論、羽生はけがの影響で「狂いを生じさせた」

      2016年10月31日10時0分 スポーツ報知

       

      ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦スケートカナダ 第2日(29日、カナダ・ミシソーガ)

       男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の羽生結弦(21)=ANA=はフリー1位の183・41点と巻き返し、合計263・06点の2位に入った。

       ジャンプミスがあった羽生選手だが、直前のけがで練習が思うようにできず、それがタイミングやバランス感覚に狂いを生じさせたと思う。

       スケートの場合、片足動作が多いため、体重はどちらかの足に必ず乗せないといけない。だが、痛みがあると体が反射的に避けようとする。負傷している足は反対の足に体重を早く移そうとし、片足に乗る時間が短くなり、ジャンプのタイミングが早くなる。もしくは片足に体重が乗っている状態で軸がずれる。後半の4回転サルコーはタイミングが早かった。

       滑走でも一歩が短いから伸びが出なくなる。表現力が8点台になったのも原因の一つだと思う。今年は4回転ジャンプに4度挑むことを目標に掲げている羽生選手。それだけに早くけがを完治させ、挑戦する姿を見たい。(振付師、元五輪代表)

      http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161030-OHT1T50290.html