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【フィギュア】羽生が究極フリー計画 史上最高難度「4回転×5」
2015年11月30日6時0分 スポーツ報知
◆フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦 NHK杯最終日(29日、長野市・ビッグハット) 男女のエキシビションなどを行い、男子ショートプログラム(SP)、フリー、合計の“トリプル世界新”で優勝した羽生結弦(20)=ANA=が、2018年平昌五輪での連覇に向け、フリーで5度の4回転ジャンプを入れた史上初の高難度プログラムを検討していることを一夜明け会見で明かした。女子3位の浅田真央(25)=中京大=は12月のGPファイナル(10日開幕、スペイン・バルセロナ)へ気持ちを切り替えた。
羽生が4回転ジャンプを5度以上入れた究極のフリープログラムを目指す“絶対王者化計画”を掲げた。トウループとサルコーの2種類の4回転を3度入れ、史上初300点超えの322・40点を達成。異次元の世界に足を踏み入れたが、五輪2連覇に向けて慢心はない。4回転時代の未来像を問われると「分からない。分からないからこのスポーツは楽しい」としつつ「僕は4つで十分かと言われればそうではないと思う」と予告した。
18歳の新星、金博洋(中国)は最高難度のルッツを含めてフリーに3種類、計4つの4回転を組み込んだ。次なる目標を4回転ループの習得とする王者は「成長を楽しみながら、自分の限界へ挑戦していきたい」と宣言した。練習で度々成功しているループだが、まだプログラムに組み込めるような精度ではない。前日の優勝会見では「4回転ルッツは奇跡的に1度降りただけ。アクセルも数回チャレンジしたけど、回転も着氷もできていない」。日々挑戦する姿勢は変わらない。
理想の「絶対王者」にGPシリーズ22勝で、06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)の名を即答し「憧れのヒーロー。彼のような唯一無二の存在になれればいい」と話した。GPファイナルではプルシェンコでもできなかった前人未到の3連覇がかかる。「戦う相手が誰であれ、今大会のような演技をしないといけない」。また新たな金字塔を打ち立てる。(高木 恵)
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20151129-OHT1T50209.html?from=rss&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
羽生結弦の野望「4回転4つでは十分じゃない」
ニッカンスポーツ [2015年11月30日10時2分 紙面から]
絶対王者が早くも野望を口にした。ショートプログラム(SP)、フリーともに歴代最高点を大きく塗り替え、前人未到の合計300点超え(322・40点)を達成したソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が、一夜明け、29日の会見でフリーでの4回転ジャンプについて「4つで十分かと言われれば、そうではない」と発言。18年平昌での連覇に向け、それ以上に挑戦する可能性を示唆した。
大記録から一夜明けると、羽生は次の挑戦を始めていた。エキシビション前の練習で、成功したことのない4回転ループに挑んでいた。現在持つサルコー、トーループの2種類の4回転ジャンプに、もう1つを加えようと必死だった。会見では「今季、ループを跳びたいとやってきたが、まだできていない」と悔しそうに話した。
自分で出した得点が、新たな壁になった。それを超える、最強のプログラムとは何なのか。問いにこう答えた。
羽生 分からないです。分からないから楽しいんだと思います。(中国の)金博洋選手は4回転ジャンプ4つで十分だと言っていた。でも僕はそうではないと思う。
まだ、4回転4本を達成していないにもかかわらず、それ以上が必要だと口にした。大きな目標を掲げる背景には、男子フィギュア界の「4回転時代」の加速がある。今大会では男子全員が4回転を跳び、特に18歳の金は最高難度のルッツを含む4回転ジャンプ4本をフリーに入れた。連覇を狙う18年平昌五輪まで、さらにレベルが上がることは十分考えられる。
現規定で同じ4回転ジャンプを跳べるのは2回まで。もしフリーで5回跳ぶなら最低3種類が必要だ。羽生は既にルッツ、4回転半も練習し始めており、前人未到の「4回転5種類」が頭にはある。「日々の成長を楽しみながら、自分の限界に挑戦していきたい」。誰もが予想できなかったフリーの200点超え、合計点300点超えを達成してもなお、大きな可能性を秘めている。
エキシビションでは、フリーのラスト部分を再演し、観客を熱狂させた。2週間後には3連覇がかかるGPファイナル(12月10日開幕、バルセロナ)が待つ。「得点だけでなく、演技(の内容)も超えられるようにしたい」と、高いレベルを自分に求めた。
高場泉穂
http://www.nikkansports.com/sports/photonews/photonews_nsInc_1573139-0.html
羽生、来季はフリー4回転5発!300点超えに続き「史上初」挑戦
スポニチ 2015年11月30日 05:55
男子ショートプログラム(SP)、フリー、合計全てで世界最高得点をマークして優勝した14年ソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ゆづる、20=ANA)が、前人未到のジャンプ構成に意欲を示した。今季フリーは4回転ジャンプが3度だが、来季以降、史上初となるフリーでの大技5発に挑戦する可能性を示唆。12月10日開幕のファイナル(スペイン・バルセロナ)では、理想の選手に挙げるエフゲニー・プルシェンコ(33=ロシア)でも届かなかった男子初の3連覇を狙う。
自分に限界は設定しない。史上初の合計300点超えとなる322・40点をマークしても、羽生のスタンスは不変だった。中国の18歳・金(キン)博(ハク)洋(ヨウ)はルッツ、サルコー、トーループの4回転ジャンプを計4度、フリーで跳ぶ。金は「(フリーの)4回転は4つで十分」と話しているが、プリンスは「4つで十分かと言われれば、そうじゃないと思う」と更なる高難度プログラムへの挑戦に意欲を見せた。
フリーで大技5発は、誰もアタックしたことがない。羽生のフリーの4回転は、サルコーとトーループで計3度だが、シーズン前には4回転ループを組み込む野望を抱いていた。「今季、4回転ループをやりたいと思ってやってきたけど、まだできていない」。この日の練習では転倒したが、過去にはクリーンに決めたことがある。「日々の成長を楽しみながら頑張っていきたい」。4回転半も視野に入れており、来季以降の4回転5発は夢物語ではない。
常に進化を目指すのは、描く理想像があるから。「プルシェンコさんの選手像が絶対王者」。正確なジャンプを武器に06年トリノ五輪を制したプルシェンコに憧れ、小さな頃は髪形をまねしていたこともある。「オーラ、雰囲気、強さ…。彼独特のものに憧れていた。彼になろうというわけじゃなく、彼みたいに唯一無二の存在になれたらいい」と気合十分だ。
次戦はファイナル。プルシェンコは99―00年、00―01年シーズンに連覇を達成したが、次シーズンは2位に終わった。羽生が3連覇を達成すれば、男子初の偉業だ。自身を追う17歳の宇野も出場。「宇野選手もメディアを含めいろいろ言われると思う。ライバルだとか次期エースだとか。そういうのに関係なく、まず自分の記録だけでなく演技を超えられるようにしたい」。圧倒的なパフォーマンスと存在感で、オンリーワンへの道を突き進む。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/11/30/kiji/K20151130011600770.html



