羽生結弦「次に向かって戦う」 | Il nome della rosa

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フィギュアスケート男子シングルのファンです。
羽生結弦選手を応援しています。
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もう皆様ご覧になっている昨日のニュース記事ですが 自分用として。

ジャンプミス「課題が糧に」

毎日新聞10月28日

GPファイナルにつながる2位は確保したものの、世界王者のチャンとは30点近い大差。18歳の羽生は、喜怒哀楽が入り交じった複雑な表情を浮かべ、「妥当な点数をいただいた。課題が糧になった」と振り返った。 最低限の位置に踏みとどまった要因は、冒頭に跳んだ二つの4回転ジャンプだ。1回目は高難度の4回転サルコウ。着氷で前のめりになって転倒した。次の4回転トーループは、右手を氷についてしまった。だが、いずれも要素自体は認定。「パンク(踏み切りからタイミングが合わない失敗ジャンプ)をしなかったので、次につながった」と語った。 カナダに拠点を移して2シーズン目。日本を背負う若きエースとして期待は高まる一方だが、異国で雑音をシャットアウトし、練習に打ち込んできた自負がある。「(課題の)スタミナもついてきた。演技後半でスピードが落ちなかった」と手応えも感じている。 だが、今はまだジャンプミスが相次いだこの日の演技を冷静に振り返られない。「(映像を)見るのがつらいけど、何が悪かったのかしっかり把握したい」。長い五輪シーズン。夢舞台への飛行を見据え、羽生はもがきながらも離陸に向かっている。【芳賀竜也】



成長の鈴木 羽生は途上の2位 スケートカナダ杯

東京新聞 10月28日

セントジョン(カナダ)=海老名徳馬】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日は26日、当地で男女のフリーなどを行い、女子はショートプログラム(SP)3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が2位となり、合計193・75点で2位に入った。1位にはSP2位のユリア・リプニツカヤ(ロシア)が入り、198・23点で2005年フランス杯の浅田真央(中京大)に並ぶ15歳でのGP初優勝を果たした。  男子はSP3位の羽生結弦(はにゅう・ゆづる=ANA)がフリー2位となり、234・80点で2位に順位を上げた。パトリック・チャン(カナダ)がSPに続いてフリーも制して262・03点で圧勝した。
◆鈴木 ミスに動じず対応 3年連続表彰台 幼いころから教えを受け、東北福祉大で本格的に師事してから10年以上たつ鈴木と長久保コーチ。二人の間に今季はある変化があったという。  一つのミスから演技が崩れてしまうのが昨季までの鈴木だった。「これまでは理由を言ってコーチに『違う』と言われるのが嫌で黙っていたけれど、『ミスを気にしすぎてだめになってしまう』と言うことにした」  厳しい指導で知られる長久保コーチに意見をぶつけた末に「ミスを気にしないこと。練習でミスしても二つ、三つ先のジャンプまで続ける」という方針が生まれた。  その考えがフリーに生きた。最初の連続ジャンプが失敗の単発に終わった。「次のアクセルは3連続とすぐ決めて、落ち着いて滑ることができた」。SPと同様、ミスに引きずられずに滑りきり、3年連続のスケートカナダ2位という結果にたどり着いた。  会見で自らの強みは何かと問われ、「強いて言えば、長く滑ってきた経験がスケートの深さにつながっていればいいと思う」。28歳にして身に付けた底力を見せた。 (海老名徳馬)

◆羽生 好調ジャンプ転倒 「次までに調整」 演技後に汗をぬぐう羽生の視線がモニター画面にくぎ付けになった。最後に滑るのは「気にしている」と公言する王者チャン。立て続けに2本の4回転ジャンプを決め、地元ファンの大歓声を浴びた。「うまいな、としか思えない」。率直に拍手を送った。  公式練習でも演技直前の練習でも好調で「外す要因がない」と感じていた4回転。本番では最初のサルコーで転倒、続くトーループは着氷で右手をついた。中盤のトリプルアクセル(3回転半)は1回転に。王者に対抗できるはずもなかった。  今月初めの今季初戦では2種類の4回転を決めた。練習でも好調。正反対の結果の理由が本人にも分からない。「どこが原因か、嫌だけどビデオをたくさん見ないと」。結果が悪いときほど努めて明るく振る舞う羽生だが、抱え込んだ課題は心にずしりと重い。  チャンの得点が発表されると、さらにライバルへの意識をのぞかせた。「(町田)樹君、ちょー強い」。前週のスケートアメリカで優勝した町田の得点は、チャンよりもさらに上だった。  壁を乗り越えようとする意志の強さで力を伸ばしてきた。「次までにはちゃんと調整したい」。目指すのはまだ先、来年2月のソチ五輪。シーズン序盤に求められるのは、何よりも強い気持ちだろう。 (海老名徳馬)



羽生コケちゃった…王者チャンと大差の2位

サンスポドットコム 2013年10月28日 05:01

フィギュアスケート・GPシリーズ第2戦スケートカナダ最終日(26日=日本時間27日、カナダ・セントジョン)男子は羽生結弦(18)=ANA=がフリーで2位となり合計234・80点で2位。262・03点で優勝した世界選手権3連覇のパトリック・チャン(22)=カナダ=に大差をつけられた。女子は15歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)がSP2位から逆転し、198・23点でGP初優勝。鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=は2位だった。
2季ぶりの『ロミオとジュリエット』は“悲劇”の舞台に変わった。4分38秒を滑り終えた羽生は苦笑い。悔しそうに右手で氷をたたいた。 「なんなんだろう。現時点でどうすればいいか分からない。(実力が)足りないと思わされた」 冒頭の4回転サルコーで転倒し、続く4回転トーループでは着氷で体勢が崩れた。後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転が抜けて1回転半に。世界王者チャンには表現力を示す演技点で14・06点劣り、合計で27・23点の大差をつけられた。 安穏としていられる状況ではなくなった。チャンの得点が第1戦スケートアメリカを265・38点で制した町田樹(関大)に及ばないことに気付くと、「タツキくん、超強えー!」と本音をもらした。日本男子のソチ五輪出場枠は3。代表争いは大混戦だ。 「理由が分かっていたらミスはしなかった。どこが悪かったのか、映像を見て調整したい」 再びチャンと相まみえる第5戦フランス杯まで3週間。ソチへ羽ばたくきっかけをつかめるか。




【フィギュア】羽生「悔しい」チャンに完敗2位
スポニチアネックス2013年10月28日 08:18 

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦 スケートカナダ最終日(26日、カナダ・セントジョン) 男子フリーを行い、ショートプログラム(SP)3位の羽生結弦(18)=ANA=は4回転サルコーで転倒したが、合計234・80点で2位となった。SP2位の織田信成(26)=関大大学院=は3位となり、無良崇人(22)=岡山国際スケートリンク=は最下位10位。世界選手権3連覇のパトリック・チャン(22)=カナダ=が優勝した。女子でSP3位の鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=は2位。15歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)がGP初優勝した。 フリーを滑り終えた羽生は苦笑いで首を振った。基礎点10点を超える得点源の4回転ジャンプが2本とも乱れ、ソチ五輪金メダル候補のチャンに27・23点差で完敗。SPから順位を1つ上げるも、合計点は自己ベストを30点近く下回り、羽生は「悔しい。妥当な点数だと思う」と表情は厳しかった。 フリーは2季ぶりに「ロミオとジュリエット」がテーマだが、楽曲を変更。ドラマチックな旋律に乗せて滑り出した冒頭の4回転サルコーで激しく転倒した。続く4回転トーループも着氷が乱れ、後半の3回転半―3回転の連続ジャンプも1回転半―1回転に。「4回転は失敗する要因が見当たらないくらい調子が良かった。なぜだか分からない」と首をかしげた。 チャンには表現力の演技構成点で14・06点もの差をつけられた。「(表現力を)すぐに上げるのはほぼ不可能」。得意のジャンプで追い上げるため、シーズン前は体幹やスタミナの強化にも励んできた。ソチの頂点を見据えて戦う18歳は「何が原因だったかを見て調整したい」と次戦のフランス杯(11月、パリ)で雪辱を誓った。




羽生結弦「次に向かって戦う」 スケートカナダ一夜明け
共同通信2013年10月28日08時24分

【セントジョン(カナダ)共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダで表彰台に上がった日本勢が一夜明けた27日、取材に応じ、男子2位の羽生結弦は「演技後は悔しくて気持ちはどん底だったが、今は次に向かって戦おうと前を向いている」とすっきりとした表情で語った。 女子2位の鈴木明子は「1戦目のGPとしてはいい試合だったと思う。まだ伸びしろもある」と話し、男子で3位に入った織田信成は「ファイナルに行くためにもNHK杯で優勝できるように頑張りたい」とGP第4戦を見据えた。





羽生 楽天の躍進に刺激!「故郷思い出すトピック」 
スポニチアネックス 2013年10月29日 06:00

故郷のプロ野球チームとの相乗効果を狙う!?フィギュアスケートのGPシリーズ第2戦、スケートカナダで2位に入った羽生結弦(18=ANA)はフリーから一夜明けた27日、球団史上初の日本シリーズで巨人と日本一を争っている楽天に刺激を受けていることを明かした。 前文リンク  前文下リンク 本文  仙台市出身の羽生は昨季から練習拠点をカナダに置いており「楽天の活躍は故郷を思い出すトピック。僕自身も、もっと頑張らなければと思う」と力を込めた。  11年の東日本大震災では拠点にしていた仙台市のリンクが損壊。全国のアイスショーを転々として練習に充て、11~12年シーズンは初の世界選手権で日本男子最年少メダルとなる銅メダルを獲得した。低迷続きだった楽天も苦難を乗り越え頂点に立とうとしているだけに発奮材料となっている。セ・リーグでは広島を応援し、前田健太投手のファンとあって「(日本シリーズで)マエケンと田中選手の投げ合いが見たかった」とも話した。  この日は女子2位の鈴木明子、男子3位の織田信成らとエキシビションに出演して会場を盛り上げた。「今は次に向かって戦おうと前を向いている」。東北の思いを乗せて、自身初となるソチ五輪へと突き進む。