【デトロイト時事】フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦、スケートアメリカは１８日、米ミシガン州デトロイトで開幕し、男子ショートプログラム（ＳＰ）で町田樹（関大）が４回転－３回転の連続ジャンプを成功させるなど自己ベストを８点近く大幅更新し、９１．１８点で首位に立った。
前回優勝の小塚崇彦（トヨタ自動車）は７７．７５点で４位、高橋大輔（関大大学院）は３種類のジャンプを全て失敗し、７７．０９点で５位と、ともに出遅れた。
アイスダンスのショートダンス（ＳＤ）にはキャシー・リード、クリス・リード組（木下ク）が登場。 （2013/10/19-09:22）
町田樹首位「幸せな３分間」
＜フィギュアスケート：ＧＰシリーズ第１戦スケートアメリカ＞◇１８日◇米デトロイト
町田樹（２３＝関大）が自己ベストを大幅に更新する９１・１８点で首位発進を決めた。
４回転トーループ＋３回転トーループの連続ジャンプの成功で大きな加点を稼ぐと、ミスがない会心の演技。思わず右拳を握る出来に「とても幸せな３分間でした。芸術作品として胸を張れるようにまだまだ向上していきたい」と笑顔をみせた。ソチ五輪出場の３枠を巡る激しい日本男子の中で「僕が五輪に一番遠い存在」と謙虚に話す。ただ、「アピールして、狭き３枠を僕が手に入れる気持ちでやっている」と続けた言葉には力がこもった.
フィギュア:首位発進の町田「とても幸せな３分間だった」
毎日新聞 2013年10月19日 10時54分（最終更新 10月19日 12時08分
１８日、米ミシガン州デトロイトで開幕した、フィギュアスケートＧＰシリーズの第１戦・スケートアメリカ。男子のショートプログラム（ＳＰ）は「激戦」を予感させる五輪シーズンの幕開けとなった。男子ＳＰで、２３歳の町田樹（たつき）＝関大＝が世界歴代６位となる９１．１８点の高得点で首位発進。天を見上げたフィニッシュポーズ後、右手でガッツポーズをつくって雄たけびを上げ、「とても幸せな３分間を過ごせた」と感慨に浸った。
冒頭は４－３回転トーループ。練習から好調だったが、これを難なく決めると、３回転半、３回転ルッツと全ジャンプに成功。演技要素で１点も減点されず、表現力を問うプログラム構成点でも８点台を並べた。「『４回転だ、３回転半だ』ではなく、一つの芸術作品として仕上げることに集中したのがよかった」と振り返った。
昨季は躍進のシーズンだった。前回大会で３位に入り、自身初となるＧＰ表彰台に上がると、中国杯では初のＧＰ制覇。だが、後半戦はコンディションを乱し、ＧＰファイナル６位、全日本選手権９位と低迷。世界選手権切符も逃した。
今季のＳＰは、昨季に一応の完成をみたものの、五輪シーズンに温存してきた「エデンの東」。「コンスタントにこの位置（１位）に来られる選手になれれば」。３枚のソチ冬季五輪切符を巡り、日本男子の争いが再び激化してきた
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SP リザルト
http://www.isuresults.com/results/gpusa2013/gpusa2013_Men_SP_Scores.pdf
SP１位 町田樹選手
■Tatsuki MACHIDA SP SA2013
SP2位 ジェイソン・ブラウン選手
■Jason BROWN SP SA2013
SP3位 アダム・リッポン
■2013 SA Adam Rippon SP B.ESP
SP５位 高橋大輔選手
■2013 Skate America - Daisuke Takahashi (JPN) Short Program
いや、町田くん凄かった！
冒頭の4Ｔ‐3Ｔ綺麗に決まりました。今回も加点がすごいです。GOE2.00で16.40
３Aも決めてがっつり点数が入ります。
これは高得点が期待できると思っていたら・・・きました、91.18！すごい！
自己ベスト大幅更新おめでとうございます。
もちろん技術だけじゃなくて演技全体が素晴らしくて・・・泣きました。
町田くんの演技で泣くのはこれで何度目だろう。
お客様も演技終了前から拍手、そしてスタオベ。
ジャッジも町田くんの情感溢れる演技に心を打たれたのではないでしょうか？
町田くん、この調子でFSも頑張ってくださいね。
素晴らしい「火の鳥」を期待していますから！
2位のジェイソン・ブラウン選手もいい演技でした。
このプロ大好きです。とにかくかっこいい！
スピンもステップもレベル４。後半のタノルッツも綺麗だった。
ジェイソン君も自己ベスト更新です。おめでとう。
そしてキスクラの可愛さといったら(≧▽≦)
SP3位 アダム・リッポン選手
おぉ、本当に４Lzに 挑んできたんですね。
小塚選手、高橋選手のコメント
ＳＰ４位 小塚崇彦選手
「一番簡単な（２連続３回転）ジャンプでミスが出たのが一番痛い。体は動いている。フリーは全神経を集中して思い切りやる」。
ＳＰ５位 高橋大輔選手
「練習からかみ合っていない自信の無さが試合で出た。体の感じはいいが、（原因はジャンプの）タイミングやスピード。悔しいし厳しいが、フリーは思い切りやるだけ」。
アーロンくん、もっと上位に来ると思っていたんですが・・・
小塚くんも大ちゃんもフリーに期待です。頑張って！
ガチくんも貼らせてください。
■2013 Skate America - Artur Gachinski (RUS) Short Program
http://www.youtube.com/watch?v=4hh458jJfyI#t=51
ガチくん、SP8位。ショックです。出だしはフィン杯と同じようになりました。ガチ君もFSに期待です。
読んでくださってありがとうございます。
選手のみなさん、良い演技ができますように！
このポスターかっこいいですよね。