最近の雑感、考え事、色々。(2019.10.12) | 一色洋平オフィシャルブログ「いっしきにっき」Powered by Ameba

 

 

◯歩きながら水を飲むのがどーしても下手。

 

 

 

 

 

 

 

◯テキトーな文書が書けないという悩み

テキトーな会話が出来ないという悩み

 

 

 

 

 

 

◯1か2言えば相手に伝わるのに、8とか9とか、なんなら10言って伝えようとする癖をコントロールしたい。

 

 

 

 

 

 

 

◯イヤホンをつけると急に嗅覚が鈍る気がする。

散歩をしてても、せっかくの「外の匂い」を感じにくくなったり、他にも景色を堪能しにくくなったり(視覚が鈍る?)

 

聴覚に力が偏るからなのかな?

五感はそこまでバランス良く働かないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯いつでもニュートラルに接してくれる人には、尊敬と感謝をしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯「少し(自分が)疲れてしまう時もあるけれど、それでもこの人の前ではこういう自分でいたいな」というような時ってある気がする。

 

そういう時はそのまま、その人の前ではこうありたいという自分で居るべきなのか、それともやはり飾らない方がよいのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯ある方とある打ち合わせをしていた時のこと。

打ち合わせの終わり頃から、相手の方が凄くソワソワ…というか、あまり楽しくなさそうに?されていて。

 

僕自身は凄くお互い熱を持って話せて、とても有意義な時間を過ごせていると思っていたから、気付かないうちに何か失礼をはたらいてしまっていたのかもしれないと思い、翌日謝罪の連絡を入れた。

 

相手の方のお母様が危篤状態だったのだという。

 

人は、自分なんかでは想像でき得ないくらい日々たくさんのものを抱えながら誰かと接している。そのことを忘れてはいけないと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯「才能」に惚れるとは、ある種「努力」に惚れるということなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

◯一つお仕事が決まるって、やっぱり「おめでとう」な事なんだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

◯時に「訓練された動きをした方が不正解になる」という理不尽が発生するのが芝居の憎いところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯「涙」って凄いハイセンスなシステムだと思った。悲しいことがあった時(嬉しい時もだけど)、目から水が出るって凄いセンスだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯ぜーんぶ上手くいってるよりも、上手くいってないことやどうしても歯車の合わんことがあるくらいのほうが、人間味というか、人生味があって良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯なぜ歌うのか。なぜ踊るのか。

なにを歌ってるのか。なにを踊ってるのか。

そこが不明瞭だとなんにも上手くいかない。

 

 

 

 

 

 

 

◯褒められることは勿論好きで嬉しいけれど、褒められて調子に乗りそうになる自分はとても嫌い。

満足することにそんなに興味が無いのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯私生活が豊かな人は、人に優しくできる上に、顔つきがとても穏やかだと感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯勉強して賢くなることと、思い切り「バカ」になれることは同じだけ重要だと感じる。

特に稽古中はそれをよく感じる。

 

 

 

 

 

 

 

◯なんでも出来る人は、なんでも「出来る人」である前に、なんでも「やる人」、なんでも「やろうとする人」である気がする。

 

 

 

 

 

 

 

◯本棚が演劇に関する本ばかり。

これは演劇を勉強しているというよりも、知識が偏っているということだと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

◯芝居における「必要な間(ま)」は、初見のお客さんにもその意味や必要さが十二分に伝わると感じる。

 

 

 

 

 

 

◯提案する自分自身が面白いと思えないアイディアを相手が面白がってくれるわけがない。

それを調理して面白い物に進化させてくれる人もいるけれど。

 

 

 

 

 

 

 

◯人に対する発言を、する前よりもした後の方が気にしてしまう最近。

なんなんだろう。結構考えてから書いたり言ったりしてるつもりなのだけれど、いざ相手に伝えるとなんか、その後すごく気にしてしまう。気にしすぎも良くないとは思いつつ、気にしなくなったらダメな部分だなぁとも思いつつ…

 

 

 

 

 

 

 

◯「観てもらわなければ意味がない」という永遠の課題。

 

 

 

 

 

 

 

◯韓国で女優をしているボヘ姉さんに聞いてみた。

「日本の俳優の印象は?」

 

繊細な演技ができる。

繊細な演技をしようとする とも言える。

 

だそうだ。

 

 

 

 

 

◯「信念」と「屁理屈」が時に近しいものになっていないか気をつけて会話してみる。

 

 

 

 

 

 

◯言葉をオブラートに包むということは、率直な思いを相手に伝えないということではなく、伝えたいこと以上のものを相手に過剰に与えないための、必要な言葉選びなような気もする。(こちらがちょっと釘を刺すつもりで言ったことが、相手にとってはナイフでえぐられたような気持ちになる、というような必要以上の衝撃を防ぐために)

 

けれども、オブラートに包みすぎて何も伝わらなくなってしまう時も往々にしてある。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯時々無性に、一人でご飯を食べていると虚しくなる時がある。

この間、代々木の「かつや」で涙を流してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

◯逃げることが偉いとされすぎる世の中になると、どうだろう、今度は戦う楽しさや戦い終えたあとの成長の喜びを見失ってしまう世の中にはならないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯小中学生の頃、塾に行くときに必ず買っていくパンがあった。セブンの「しっとりレーズンカスタード」っていうパン。なんだか最近になって無性に食べたくなっちゃって。でももうさすがに無いかな…と思ったらあった。なんだかずっと待っていてくれていたような気持ちになっちゃって、勝手にパンコーナーの前でウルっとしちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◯「真意」だけを語るには言葉数はそんなにいらない。

「やめてほしい」「来てほしい」「一緒にいたい」「観に来てほしい」「好き」

それでも僕らは言葉数をこんなに増やして、文章をデザインするのは何故なのか。

 

 

 

 

 

 

 

◯客観的に役を捉えることも良いけれど、もっと自分事として演じなきゃなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

◯自分の目で見て、自分の耳で聞いたこと以外は信じない。

 

 

 

 

 

 

 

◯「どんだけ自分を人生の主人公だと思っちゃってんのさ」と自分に対して思うようにしてから、少し、気にしすぎな性格がやわらいだ。

 

そりゃあ自分は自分の人生の主人公なんだろうけれど、「他の人には他の人の人生がある」。そのことに少しちゃんと気が付くことができたから、すこおし楽になった。

 

 

 

 

 

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【7月に共演した韓国の俳優方々の、本当に素敵だったところ】

 

 

◯とにかく困ってる人をすぐに助ける。

どんなに自分がいっぱいいっぱいでも、困ってる人や手伝うべき人をすぐに見つけてすぐに助けにいく。

 

 

 

◯稽古場で自主練習に没頭していても、誰かが挨拶をしたら(おはようございますや、お疲れ様でした等)、パッと練習をやめてその人の方を向き、お辞儀をして挨拶をされるところ。

 

 

 

◯上下関係をとても大事にする。厳しくするのではなく、大事にする。

 

 

 

◯美味しいものを食べた時、まっさきに回りの人達に「食べて食べて!」とわけてくれようとする。「そうしなきゃいけない」と思っているわけではなく、本当に「美味しいから皆んなにも食べてほしい」という気持ちからのようであった。