今年2024(令和6)年8月も終わりますね。
猛暑も台風も、まだまだ元気ですが、
今夏を少し振り返ってます。

今月8月は、関与させてもらっている
沖縄の仕事先へ出張したことから
太平洋戦争における沖縄戦の跡地、
つまり激戦地をいくつか訪れました。

まずは那覇市のすぐ北にある浦添市にある
前田高地(ハクソー・リッジ)へ。

前田高地&嘉数台地②_2024.08.03

米豪合作映画の舞台になったここは
沖縄戦の中でも極めて激烈な戦闘が
行われた場所です。

前田高地&嘉数台地①_2024.08.03

琉球王国時代の浦添城の跡地でもある
ここ高台からは、米軍が上陸してきた
海岸線まで一直線によく望めます。

この前田高地の激戦が行われる前の
日本軍の守備線の1つであった
嘉数(かかず)高台は、ここから
約1km北にあります。

前田高地&嘉数台地③_2024.08.03

嘉数台嘉数台公園となっていて
階段を上って振り返ってみると
先ほどの前田高地をよく望めます。

前田高地&嘉数台地⑤_2024.08.03

地元一般市民の凄惨な被害が
語り継がれる沖縄戦では
日本各地から徴兵されて
遠く故郷を離れたこの地で
亡くなった多くの将兵たちを
慰霊する碑もよく目にします。

前田高地&嘉数台地④_2024.08.03

そして、宜野湾市にある
ここ嘉数高台のすぐ先には
普天間飛行場があります。

前田高地&嘉数台地⑥_2024.08.03

ここから南へ移動して
那覇市のすぐ南にある
豊見城市にある海軍の
司令部壕を訪れました。

海軍司令部壕_2024.08.03

360度パノラマの高台の下に
海軍が司令部を置いていた
本格的な地下壕が残っています。

そして、更に南隣の糸満市にある
喜屋武岬へ行ってまいりました。
沖縄本島のほぼ最南端です。

喜屋武岬_2024.08.03

沖縄戦末期に兵士や動員学徒らが
追い詰められ、彷徨った地にある
断崖絶壁の上にある岬です。

沖縄を訪れる度にこうし戦跡を訪れ
国と国、人と人が争うことについて
思索を深めるようにしております。


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