劇場で観る映画は専ら恋愛ものばかり
先日、ふと広告を目にして鑑賞した韓国映画の
「サヨナラの引力 Once we were us」という作品
なかなかよかったので今回ご紹介いたします。
たまたま最終日だったようでラッキーでした。
十年前に別れてから一度も会っていない男女が
出張先のベトナムのサイゴンの飛行機内で遭遇し
台風による悪天候でフライトが延期になったため
滞在先のホテルで一晩、当時を回想して語り合う
というなかなか味のある見応えある作品でした。
以前にもこのブログにも書いたと思いますが
そうした「喪失」をめぐるプロットの映画を
好んで観る傾向があるようですね、私には。
ときめきに溢れた恋愛初期から
立ちゆかない問題が生じる中期
抜き差しならない状況に陥って
避けがたい別れを迎える終盤期
誰にでもあるような経験であり
どこにでも転がっている恋愛譚
現在の主人公二人はそれなりに
成功してるものの、かと言って
キラキラ過ぎる経歴でもない。
そんなところもリアル感があり
観客が自身を投影できる作り
自分の恋愛の来し方を振り返る
そんな大切な機会が与えられる
胸に響く作品だと感じました。
[ 2026.08.01(土)日刊 ]







