2012・77.「ジグβは神ですか」森博嗣 | 町に出ず、書を読もう。

町に出ず、書を読もう。

物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

2012年

77冊目

「ジグβは神ですか」

森博嗣

講談社ノベルズ


ジグβは神ですか (講談社ノベルス)/講談社
¥1,080
Amazon.co.jp

ついに姿を現した天才博士。Gシリーズ最大の衝撃!


芸術家たちが自給自足の生活を営む宗教施設・美之里。

夏休みを利用しそこを訪れた加部谷恵美たちは、

調査のため足を運んでいた旧知の探偵と再会を果たす。

そんななか、芸術家の1人が全裸で棺に入れられ、

ラッピングを施された状態で殺されているのが発見される。

見え隠れするギリシャ文字「β」と、あの天才博士の影。

萌絵が、紅子が、椙田が、時間を超えて交差する――!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ちょっと放置したらもう1週間過ぎている。

まずいまずい。

もっとコンスタンスに更新しなくては・・・



そう思いながらもなかなか更新できなかったのは、

この作品の記憶が薄かったという理由もあります。



いや、薄いと言っても全体が薄いんじゃなくて、

メインである殺人事件の記憶が薄いというか・・・



事件とはほとんど関係のない最後らへんのシーンが

ものすごーくインパクトがあって、

その時点で殺人事件の印象がだいぶ

ふっとんでしまったというのがあるんですよね。



ただ、それだけ今後の展開がどうなるのか

気になるのは事実です。



他シリーズの登場人物が合流し、

いよいよ結末に向けての筋道が

出来始めているような気はするんですが、

相手のとんでもなさが浮き彫りになって、

本当にこれからどう話が進んでいくんだろうと、

凄く気になります。



記憶を呼び覚ますために

色々再読したくはあるんですが、

積読が多いというのと、

作品数が多すぎるのとで、

なかなか実行できないところも悩ましい。



まあ、いずれね。

いずれ、きっと・・・