先日のことなんですが、
帰宅すると、帰り道の書店で買ったはずの本が、
1冊ありませんでした。
その日は偶々7冊だか8冊だかまとめ買いしていたので、
重量および容量的に、
1冊足りないということを帰宅するまで全く気付けなかったのが、
誤算と言えば誤算でした。
しかし、実は買っていないということはなかろうか。
確かにレジに持って行ったのは覚えているのですが、
ひょっとしてレジでスキャンをされておらず、
レジカウンター付近で
忘れられたかわいそうな子的な扱いになっていて、
あとで、「あれ。この商品はなんだ?」
となり、しかも履歴を見れば販売履歴はない。
ミスと言えばミスだけど、
お客様に損はさせてないわけだし、
「気をつけろよ」「サーセン」程度で終わる
レジでのあるあるシチュエーションなのではあるまいか。
つまり、私としては損も得もしていない
(ただし欲しかった本は購入できていない)
という可能性もあるのではないか。
ということで、しばし記憶をたどろうとしたのですが、
記憶をたどる前段階として、
ケータイの電卓(初めて使った)を取り出して計算すると、
どう考えても現在手元にある本の総計と、
本屋で支払った金額が合わない。
ちょうどその見つからない本を足し合わせたくらいの金額が、
私の支払金額だという記憶があるため、
これはどうやら購入はしているだろうということが、
状況証拠の積み重ねながら分かりました。
では次に、帰途で紛失したという可能性を考えてみます。
その日は本屋に立ち寄った後、
スーパーにも寄ったのですが、
本の入っている手提げ袋は常に持っていましたし、
1冊だけ落ちるというのもおかしな話。
その上、
ハードカバーもノベルズも文庫もコミックも買ったのに、
中間サイズであるノベルズの1冊が落ちるというのも、
慣性とかそういうことから考えても、
あんまり承服できない。
と思います。多分。
落ちるならデカいのか小さいのだろうな、
という推論ではあるのですが。
ということで、未購入でも紛失でもないっぽい。
散々捜したが家には無い。
これはどうやら本当に入れ忘れなのではなかろうか。
そういえば思い出すことがひとつ。
7冊8冊といえば結構な容量。
レジのおにーさん(新人っぽい)が、
袋に商品を入れようとしていたのですが、
ちょっとキャパが足りなさそうな感じで苦戦している。
それを見ていたおねーさん(慣れてるっぽい)が、
「そっちじゃなくて、向こうの大きい袋使って!」
とか言ってたような。
おにーさんテンパってたっぽいし、
入れ忘れがあったのかな?
そうは思ってみたものの、
それが確定だという証拠があるわけでもない。
しかも、レシートもない。
これは泣き寝入りした方が穏便かもしれないな、
と思ったりもしたのですが、
一応は聞いてみようと翌日夜に電話してみたのです。
結果は「お預かりしておりません」でした。
東京プリン?とは思いましたが、
今となっては何が真実か分かりませんし、
まあ、注意を怠っていた私にも責があるしな、と
自分を納得させながら
実質泣き寝入りとなったのでした。
で、
相変わらず前フリが長いですが、これからが本題。
電話では、
「昨日の夜に本の入れ忘れが無かったか」と問い合わせをし、
その答えが「お預かりしておりません」だったのですが、
一応、「何という本ですか?」という質問に答えられるよう
準備だけはしていたのです。
その本はこちら。
- 陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)/祥伝社
- ¥907
- Amazon.co.jp
著者も有名だし、発売したばっかりだし、
見つからない本が分かりやすいこの本でよかった!と
電話する前は思っていたのです。
結局見つかりませんでしたが。
かたや、
書名を言わねばならないリスクを考えたら、
この本じゃなくてよかったなと思った本が、
最近購入した本の中にあるのです。
それが、この本。
- 貧乳マイクロビキニーソ (マイクロマガジン☆コミックス)/マイクロマガジン社
- ¥1,080
- Amazon.co.jp
・・・・・さすがにね。
良いオッサンとして、
この書名を電話口で言う勇気はない。
いや、タイトルの割に普通のほのぼの4コマ漫画なんですよ。
タイトルの割にね・・・
でも、これはちょっと・・・・、口に出すのは・・・・
いやいや、決してディスっているわけではないのです。
凄く面白くて好きな漫画なのですが、
ただ、タイトルがね・・・。
作者本人も後悔しているという曰くつきのタイトルですからね・・・。
「貧乳マイクロビキニーソ」は、
ニコニコ静画にて絶賛無料配信中!
まだ紙対応は1巻だけですが、
3巻まで出せるくらい連載が続いているので、
続巻の書籍化を心より期待しております!!
ネーブルは川村拓先生を応援しています。
※こういう締めのセリフにしたため、
この記事のタイトルを、
最終的に採択した「いくらスレた~」にするか、
「ねぶ3○歳」
にするか、少し悩んだのですが、
伝わらなさそうだったのでやめました。
テキストサイト全盛期は青春のおもひで。