ヒトのココロはミステリィ | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

最近、朝晩めっきりと寒くなってまいりました。


秋ですねぇ。


「秋深き 隣は何を する人ぞ」


なんて申します。




人というものは因果なものでございまして、


近くにいる人が何をしているのか、


転じて、何を考えているのかということが、


気になって気になって仕様がない性分なのでございます。




その「近く」というのも、


物理的な近さであったり、


相互理解という意味での近さであったりと多種多彩。


要するにが、


誰も彼ものことが気になっていると言っても、


ある意味間違いではないのかもしれませぬ。




されど、


如何に近くても、


如何に深くても、


他者の考えを完全に理解するなどということは、


どだい無理なお話。


物語か思い込みの中にしか存在しない、


いや、それらの中ですら滅多に存在することのない、


お伽話でございます。




よって、


あの人は何を考えているんだろう、とか


あの時どう思っていたのだろう、とか


幾ら考えたところで、


100%の正解など出し様がありませぬし、


暴論を覚悟で敢えて云うなれば、


考えるだけ無駄なこととも言えてしまいまする。




だからと言って、


全く考えずに居ることなど、


人の心を持っている以上


実現不可能な戯言に過ぎず、


苦悩や煩悶と無縁ではいられませぬ。




人というものは、


どうしようもない生き物でございますな。




それだけでなく、


他者ならまだしも、


自分のことですらよく分からないことが


多々在ったり致します。




過去を振り返れば心当たりはございませぬか?


あの時発した言葉。


あの時の行動。


それが本意であったのか。


本意でなかったのなら、


何故にそのようなことをしてしまったのか。




自問してみれば、


答えらしきものが出ては来ましょう。


ただ、


それが正しい答えなのかどうかは、


自分にすら、


否、


自分のことだからこそ、


断言できぬものなのやもしれませぬ。




己を含め、


誰のことも正確には把握できない。


いやはや。


人というものは、誠に因果なもの。


逆に言うなれば、


因果なものであるからこそ、


人であると言えるのかもしれませぬな。




秋の夜長。


時はゆるりと流れておりまする。


こんな夜は、


敢えて答えの出ぬ問いを


ぐるぐると捏ね回すのも一興でございましょうなぁ。


そうは思いませぬか?







というなっがい前フリはさておいて(口調戻った)、


私もちょっと過去の自分の考えが、


分からないことがあるのです。


それをちょっとご相談したいなと思いましてね。





最近ようやくロングバケイションから復帰しましたが、


それまで長らくブログを放置しておりました。


だから、以前に何か下書きで残しておいたものがないかと、


「記事の編集・削除」で探してみたのです。





すると、今年の2月に


もう出来上がっていると思しき記事を、


見つけてしまったのですが・・・




【疑問】

なぜ、出来上がっているのに公開していなかったのか?




というので悩んでいるのです。


で、仮説を挙げてみました。






【仮説1】


前回更新と近すぎるので寝かしておいた。




これがもっとも納得のいく回答ではないかと思うのです。


しかし、先ほども言いましたがこの時は


絶賛更新滞り中。


正直、記事が出来てたらすぐにでも


公開したかったはずなんです。


もし、その日に違う記事を公開していたとしても、


翌日に回せばいいだけの話。


いくら横着者で怠惰な私と言えども、


それくらいの労は惜しまないはずです。






【仮説2】


完成したように見えるが、実はまだ書きかけである。




これも結構説得力がありそうです。


今回の記事もそうですが、


私はついつい長々と文字を綴ってしまいがちな


傾向にあることは自覚しています。


しかも、


これも今回の記事のように、


前半がフリで後半がオチになるような


二重、場合によっては三重の構成にして


記事を書くことも多々あります。


だから、これはフリ、もしくはオチの部分だけで、


このネタにくっつける何かが、


まだ書かれていないだけ。


つまり未完成記事だという仮説です。


しかし、内容を確認してみると、


タイトルと内容が直結しており、


他の何かを組み合わせる必然性が


あまり感じられません。


そもそも、


何か追加で思いついていたのなら、


いくら半年以上前だからと言っても


いくらか記憶には残っているはずですし、


その旨、下書きに残しておいてもいいのに、


そんな形跡も全くありません。


よって、この説もどうも承服しがたい。




うーん、なぜ公開しなかったんだろう。




1人で考えてもしょうがないので、


どんな記事だったか見ていただきましょうか。


こんなのです。




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タイトル:良性の腫瘍でしたのでご安心ください



テーマ:日常の話



本文:


【今日の聞き間違え】


テレビをつけるだけつけて音だけ聞いているような状態だったとき、


「眉間にしこり」


という言葉が聞こえてきて、


えっ!?


と思ったら、


「行け、錦織(にしこり)」


だったでござる。



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え?


なんですって?




【仮説3】

読み返したらつまんなかったのでお蔵入りしてた。



ですって?




(゜д゜;)




ですよねー。(納得)