真夜中に | 町に出ず、書を読もう。

町に出ず、書を読もう。

物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

最近、我が家の書籍収納力が向上しましてね。



段ボールに詰め込んで部屋の隅に放置していた本たちを、いくらかでも本棚に収納してあげようと、ちびりちびりと整頓しているのですよ。



んで、現在は文庫本を整頓してまして。



とりあえず、作家別に分別して床に広げ、1冊か2冊しか持ってない作家さんのものはそのまま本棚に仕舞って、なんていう地味な作業をしているのですが、これがもう、すぐに飽きてしまうのです。



だから整頓が1日や2日では到底終わらなくて、最近は翌日が朝早くない時、帰宅してから就寝するまでの時間を利用してこつこつやってるワケなのですが…





丑三つ時に見る「忌館」(三津田信三・講談社文庫)【注:ホラー小説】の表紙はだいぶ怖いね!




忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)/講談社
¥750
Amazon.co.jp






他の方向を見ていても、ものすごく視線を感じるんですけども!



・・・・・・・いやぁ、怖い怖い。



人生にはどこに落とし穴があるか分からないねぇ。



なんて恐怖のあまりワケの分からないことを呟いてないで、キリのいいとこまでやって寝なければ。



そう思ってた矢先に、「眼球綺譚 -COMICS-」(原作:綾辻行人 漫画:児嶋都・角川文庫)【注:小説原作のホラー漫画】を発見してしまい。



眼球綺譚 ―COMICS― (角川文庫)/角川グループパブリッシング
¥660
Amazon.co.jp





おお、懐かしい。



よ、読みたい!



しかし、そろそろ寝る時間だし…。



た、短編集だから、最初の一編だけ……





………で、完読。



ああ、面白かった。名作だなぁ、やっぱり。



はふうとため息をついて時計を見ると、時刻は3時を大きく回ってい。



……さて、寝るか。



わざわざ声に出して呟いた私は、無意味に柔軟体操をしたり、唐突に空咳をしたりしつつ準備を整え、普段は多少開いていても気にしないドアをきっちり閉めると、布団にもぐりこんだのでした。





良い子のみんな。深夜のホラー作品には気を付けろよ☆