50.「楊令伝5 猩紅の章」北方謙三 | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

50冊目
「楊令伝5 猩紅の章」
北方謙三
集英社文庫




初志貫徹のネタバレなしでいきますよー。



とか何とか言う前に、ひとつ言いたいことがあります。



おい集英社!
帯でとんでもないこと書いてんじゃないよ!!



本屋で、膝から崩れ落ちかけたじゃないか!



どうも、ハードカバーから文庫になったことで、

「どうせハードカバー読んでるんだから、文庫は再読でしょ」

的な不用意かつ不親切なネタバレが多い気がする。



2巻か3巻では、巻末の解説で、懇切丁寧に今後の物語を説明してるのもあったし!



てめえこの野郎。
資金と空間に限界がある一般庶民舐めんなよ。
ひとつの作品でハードカバー15冊とか買えるわけねぇだろ!
文庫が初読に決まってんじゃねえか!!!



…本当に、今後はネタバレに気を付けて頂きたいものです。



そういう繋がりで、解説の話でもしましょうか。



今回の解説は、福岡ソフトバンクホークスの小久保選手が書いておられました。



おお!読んでおられるのですか、小久保さん。
と、一気に湧く親近感。



しかも、自分でチェックしてた北方水滸伝の名言を紹介するという、ネタバレにも考慮した解説。



うーん、素晴らしい。



あ、ついでみたいで申し訳ないですが、日本一おめでとうございます。



そんなこんなで、とりあえず一区切りついた感のある、この5巻。



更なる展開が、とても楽しみです。