個人レッスン3
身体を観察する力がついてきたら、自分の感じている軸と実際の軸がズレていないかなぁとチェックしながら左右のバランスを取るようにしていきます。
ここ1年ちょっと、ヨガクラスを復活してから「膝内踵、膝外後ろ」と言う事を繰り返しやってきました。
この練習は最初はスプタ パーダングシュタアーサナ(仰向けに寝て足を伸ばすポーズ)で練習をします。
膝の後ろには2つの笑窪のように凹んだ部分が内側と外側にあります。
人によって形、大きさはまちまちだが誰にでもあります。
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その膝内の笑窪からは内くるぶしの後側まで伸ばします。
踵まで伸ばすと脛骨筋を固めてしまうので、先ずは内くるぶしまでにしておきます。
膝の下、すねの上の部分を後に押すように入れると脛骨筋を硬くしなくてもできるようになります。
難しい人もいますが何度も練習が必要です。
そのうちふくらはぎ内側に知性(ハタヨガの個人練習1を参照)が宿ってきます。
それからうち踵までを伸ばし始めます。
自分がアイアンガー師に習った時には内くるぶしから踵までを眼に例え、そこの眼を開くようによく指示されました。
スプタ パーダングシュタアーサナから足を横に開いて行く時、この部分が身体の操縦席のように動いていく。
そして膝外の笑窪を後ろに押すように大腿部を使う。
大腿部を後ろに押すのと膝下を伸ばす力を同じくらいにしてバランスを取っていきます。
我々は一点集中を学んできたと思うが、観察するには拡散集中が必要になってきます。
膝下を伸ばしながら大腿部を後ろに押します。
それを左右同時に行ってバランスを調整していきます。
ただ注意しなくてはいけないのが筋肉を硬めてしまわない事。
膝外から大腿部にかけて後ろに押せるだろうか?
押せなければやはり何度も練習が必要になってきます。
膝外から始まった意識はだんだんと股関節へと広がっていきます。
そうして足の外側、内側に知性が宿ってくる。
次に床に座ってダンダアサナ(長座)でもウパビシュタコーナアサナ(開脚)でやってみるとよいです。
今度は「膝内踵、膝外床」である。
アキレス腱の裏と膝裏が床に着くだろうか?
よく膝を伸ばしてと言うと膝を後ろに押すようにして伸ばす人がいる。
それではエネルギーも何も生まれてこないし、やればやるほど膝を痛めてしまう。
後ろに押すのではなく縦に伸ばす事が重要だ。
そうするとやがて床を押せるようになり、その押す力で身体が上に向かっての伸び出していく事に気づくと思う。膝は広がっていくような感覚が生まれてくる。
ヨガは柔軟性だけではなくエネルギーをあげていく、プラーナを引き上げていきます。
皮膚という食物鞘の下をプラーナというエネルギーが流れています。
しっかり身体に意識を向けることでプラーナは感じれるようになってきます。
大腿部のエネルギーが下に向かうと膝を痛めたりします。
特にヴィラヴァドラアーサナ(英雄のポーズ)の足の曲げ方は注意をする必要があります。
ヨガは身体を使った意識のトレーニングです。
ポーズではなくアーサナをしていかないと、やればやるほど身体を壊す場合もあるから注意が必要です。(「ポーズからアーサナへ」の記事参照)
足をしっかり使うという意味では立ちポーズよりも前屈のアーサナの方が難しい。
