今までできていた事が出来なくなったり、長年してきた事も危なっかしく感じてやる気がなくなったり、歳を重ねてくるという事はそういう事なのだ。
若い頃は何でもできる気がしていた。
だんだんできる事が限られてきて、そして最後は何も出来なくなっていく。
それでも生きていく。
なんてしぶとい生き物なのだろう。
何もできなくても、身体の中は動き続けている。
ジッと座って身体の動きを追い続ける。
昨日まできつかった身体が今日は何もなく座る事ができる。
頭の中にも静まってきて、より身体を観察する事ができる。
呼吸によって身体は動いている。
ちゃんとした姿勢を保てると、お腹の中の硬いところが徐々に緩んでいく。
もうやめよう、といつものところで思う。
自分のパターンを見つけて、もう少し座ってみる。
何かが心の中から溢れてくる。
そして一日が始まる。
気がつくといつもより長く座っている。
さぁ、1日の始まりだ。