今日のお遍路は食事が少なかったせいか疲れた。前回の半分しか歩いていないのにだ。

そして体力が落ちている。

歳を重ねるということも実感している。

1日で2度もこけたのは初めてだ。


それと同時に身体と意識が別のもののようにも感じ始めてもいる。今日に始まった事ではないが。

身体は乗り物のようである。いささか都合の良い感覚だが、本当にそう思う。


今日は雪が所々に残り、とてもきれいな風景だった。山の中は静寂そのもので、山道は遠い歴史に思いを馳せるのに十分な雰囲気だった。

25寺廻ったのだがその都度あげるお経にも疲れが出てきて、これも修行だなぁと思う事にした。

途中この寒い中、滝に打たれている人たちもいた。そんな人たちと比べると、以前なら自分が情けないような気がしたものだ。人は人として自分と分けて考える事もでき、なんら心が揺らがなくなった。


良い旅だった。