<惑星: 卑弥呼>
セザナとの戦いが慢性的な均衡状態に入っても、宇宙には様々な問題が発生していました。それは厳格だった神々管理体制が薄れて人間達が自分の勝手を主張する様に成って来た事と、最も恐ろしい存在だった創造主セザナ神が神々にうるさく干渉しなくなったのが原因かも知れません。オリオン連合の滅亡後、グレイ猿や人間世界に入っているダダジ民族だけが特別に存在を許してもらっていましたが、オリオン消滅と同時にネワブジ連合(ネヌレゲ)とアヌンナキ連合(ノエヨエ)が活性して領土の拡大を狙っていました。彼等はいつのまにか地球にも進出して来た事から、今度は彼等と私との戦闘となりました。僅か二週間ほどで決着が着き、二つの連合は消滅しましたが、それ以来親しかったプレアデス系の霊魂体宇宙人ともギクシャクし出して、霊魂体宇宙人は自分達がいずれ滅ぼされるのではないかと言う不安を抱く様になっていました。当時、プレアデス霊魂体の本部は子犬座のドニチゼブズに在りましたが、イルカ座のプレアデスの過激派が、地球人類の全滅を狙ってウイルス・ミサイルを発射した事から、それに気が付いた龍神達がミサイルを処理してイルカ座のプレアデス基地を全滅させました。地球の被害は最小限度で済み、僅かに「豚ウイルス」が蔓延しただけでした。以来、私とプサ長官の関係が綻んで、何かに付けては衝突を繰り返し、最終的には戦いとなってしまいました。結局、オリオンのダダジ民族を除いて全ての霊魂体宇宙人が消滅する事態となってしまいました。
地球人に取って一番害悪だったグレイ猿やオリオン・スイーパーの大元締めがダダジ民族だったのですが、そのダダジ民族を保護した理由は彼等が銀河系で唯一の物質円盤を持っていたからでした。また地球人の誰もが知る有名人物や大物人物に入っていた事から、様々な工作情報を聞き出すには都合が良かったからです。結局、今から6年前に彼等はグレイ猿や人間から解放されてダダジ本星に戻っており、今現在でも元気でおります。地球人の背後に居るオリオン・ヒューマノイドを全て取り除いた事から、これで少し地球も良くなるだろうと思っていましたが、さっぱり変わらず、相変わらず連中はダボス会議でネンゴロにしていた様子です。少し良くなった事は原発を狙った人工地震が無くなった事と、CIAが力を落とした事と、ノーベル財団がまともに人選をする様になった事や、ケムトレイル攻撃が無くなった事と、原発政策が破綻し始めた事でしょうか。1万数千年も続いたオリオン支配が消えても、すっかり洗脳されてしまった地球人は自分達の母星の余命が残り少ない事にも気が付いていないから嫌になります。私はグレイの物質円盤で人類の一部を脱出させようと必死だったのですが、色々な障害や問題が発生してその時は諦めざるを得ませんでした。グレイ円盤は超光速で走る関係上、船内大気はアンモニアを使用しており(超伝導磁場の中)、肺に穴を開けて酸素吸入するなど、人間を乗せる為には克服しなければならない難題が他にも一杯あったのでした。
結局、惑星地球が運動を停止し人類が死に絶えてから霊魂体脱出させて、とある原始星の原始人の体に入ってもらうという霊魂体脱出計画を練り始めて、その対象惑星を何処の星にするかを絞る事になりました。長年の調査の結果、鳳凰座銀河団の普賢銀河系の「惑星: 卑弥呼(ひみこ)」が最適であろうという結果を受けて、そこを第二の地球とすべく死後転生の道を選択した次第です。これは早い話が地球霊界そのものの引っ越し作業であり、卑弥呼の原始人(低能だが体は美しい)に地球人が取って代わって、新しい星の新しい肉体で生きる事を選択したという事です。鳳凰座の卑弥呼と言えば地球人類の転生先と覚えて下されば良いかと思います。本来は5億年も寿命が在った地球でしたが、オリオンの核反応推進器の犠牲となり、最後の審判日が明日かも知れぬ風前の灯火状態、これでは余りにも可哀想なので第二の地球で続きをやってもらう事になりました。それは今も変わらないのですが、ところが最近になって少し状勢が変化して来て、グレイ円盤の改良に成功し、超伝導磁場の危険性、D-tubeエンジンからのX線照射の危険性、船内位相の取り付け方法などそれまで無理だった難題がいずれも克服出来る様に変化して来たのです。つまりグレイ円盤に生身の人間が乗れる様になった事から、途端に方針が少し変化して、一部の選ばれた人間だけですが近くの天体に脱出させようという話に成って来ました。
この話が嘘か本当かどうかはまだ分かりませんが、皆様の街の上をグレイ円盤がしきりに飛び交う様になったら本当だと思ってもらっても結構でしょうか。それと10月1日から15日までこの物語は一時的にお休みとなります。私共の会社の本社会議の関係で我々は二週間ほど地球から離れるからです。






