お父さんが… | カッパのカッパ巻〜ヨガをすすめる1型〜

カッパのカッパ巻〜ヨガをすすめる1型〜

1型糖尿病を1999年に発症・2017年までの経緯はラクテンで書いてます。

とうとうその日がやってきてしまいました。

 

 

5月の肉の日、お肉大好きだったお父さんが亡くなりました。

 

 

 

87歳なので、病気もしていたけど老衰になるのでしょうか。

 

 

歳とともにいろいろ大きな病気をして、痛いとか苦しいとか口に出さずがんばっていました。

 

最後は肺と喉が弱くなって呼吸が充分にできなくなっていき、苦しそうでした。

 

家で母が世話していましたが、だんだん飲み込むのが難しくなって入院して、命の限りがんばっていましたが力尽き、亡くなりました。

 

ようやく苦しくなくなったんだと思うとホッとします。

 

 

 

長くなっちゃったので以下読みたい方だけどうぞ〜

 

 

 

 

5月下旬 危篤だと聞き長野の実家へ帰省させてもらい、コロナ開けたばかりで少ない面会時間ながら、毎日お見舞いに行けました。

 

スピカをナデナデしてくれたり、私の手を握って「ゴツい…」と冗談言ったり多少は話もできたし、ぎゅーっと力強く手を握ってくれました。

 

 

 

それ以外の時間は父から受け継いだ母と妹の仕事を教えてもらって手伝ったり、葬儀屋さんへ相談に行ったり、忙しく過ごしていました。

 

義父母が「もう私達2人分の葬儀屋さんは予約してあるからね〜」と以前言っていたので、そういうものかとあまり抵抗なく行くことができました。

 

お仕事は部品を作る仕事です。

作業する機械も父が作ったもので、使いやすいよう随所に施された工夫が素晴らしいです。

 

 

母や妹と力を合わせて、やるべきことをいろいろやれたし、しっかりお別れできたと思います。

 

 

東京で働いてる甥っ子も少ない時間で帰省してじいじとお話しできたとのことでよかったです。

いつでも孫に会いたくてたまらないようでした。

 

 

意識がなくなってしまったので一度帰宅して、溜まっていた仕事をして、亡くなった報せを受けてまたしばらく帰省させてもらいました。

 

 

たまたまその間仕事が途切れていて、小さい仕事は社長が代わりにしてくれたり急ぎの仕事は断ってくれたりしていたようです。

仕事は気にせずゆっくり行ってきていいよ、と言ってもらえて感謝です。

 

 

 

 

 

 

お葬式は台風2号の激しい雨の中、親戚と、新聞で訃報を知った昔の仕事関係の方々が来てくださいました。

 

よく知らない会社のお偉いさんらしき おじさんやおじいさんたちが「たいへんお世話になりました…」と頭を下げてご挨拶してくださり、誇らしい気持ちで涙が出ました。

 

いつも人が困っているといろいろ助けていたようで、そういう話をよく耳にしていました。天災などがあると必ず寄付をしていました。

 

お花をたくさんいただいて、祭壇がとても豪華になりました。

 

 

 

母と私とで昔からのたくさんある写真からピックアップして、妹と姪っ子が素敵なメモリアルボードを作ってくれました。

来てくださる方に懐かしんでもらえるように。

 

 

 

台風接近でみんなのスマホの警報が鳴ってました。

 

 

葬儀屋さんはすごく親身になって助けてくれました。

葬儀だけでなく、新聞のお悔やみ欄への掲載や前後に必要になってくる事柄などなど、細かいことにまで気を配ってなんでも教えてもらえて、本当にありがたかったです。

 

 

しばらく疎遠でしたが、親戚のおじさんおばさん、いとこたちはみんな優しくて温かかったです。

 

食事にまで気が回らない時に手作りのごはんを差し入れしてくれました。

小さい頃の私もよく知っているのでいつもヨレヨレの歴代のぬいぐるみを持ってることもバレバレでした。

 

いとこのお兄さんには ぬい撮りしてるのがバレていて、夫婦で「こんな時までぬいぐるみ連れてこないでしょ」「いや、カッパちゃんは連れてくる!」などと言ってたそうです。

喪服のスピカズかわいい♡と言われました。

 

 

 

 

 

 

でも、お父さんがもういない世界は、寂しくてたまりません。

 

 

幼いころは、私と妹の誕生日には2人共にプレゼントを買ってくれました。

 

連休は遊園地や動物園にいつも連れてって遊んでくれました。

 

甘いものとお肉が好きで、甘くて美味しいすき焼きや、焼き肉、鰻、ステーキ、いろいろ食べさせて貰いました。

 

いつも帰省すると遊びに行くところをいろいろ計画して待っててくれたお父さん。

 

着くのが遅い時間でも少し遠くても、駅や高速バスの乗り場へ迎えに来てくれたお父さん。

 

桃やりんごや梨の美味しい時期になると必ず送ってくれたお父さん。

 

1型糖尿病になったと言った時は「俺の膵臓をやる」と言ってくれました。

 

親の愛って特別ですね。

 

 

私は上京しちゃったのでいつお別れが来ても後悔しないようにと、なるべく帰って会い、優しく仲良くしてきたつもりですが、もう実家に行っても会えないんだと思うと「もっとこうしてたら」といろいろ浮かんでしまいます。

 

 

私、こんなにお父さんのこと大好きだったんだ…

って感じています。

 

 

自分が死んだら、三途の川にお迎えに来てくれるはずなので、その時にまた会える(そう思うと死ぬのも怖くない)って思っていますが、まだずいぶん先じゃない?

さみしいよ…

 

 

 

別れを惜しむふたり

 

 

 

私自身は笑ったり普通に元気です。

 

時々みんなのブログを楽しく読んで気分転換してました。忙しくてコメントできなくてごめんなさいでした。

 

家に帰るとたまたまのタイミングで友達がお菓子を送ってくれてて、元気が出たしうれしかったです。

 

しかしまだ、情緒が不安定。

思い返すといつでも泣けてくるし自分の感情でいっぱいいっぱいなので、コメ返もしんどいし、しばらく楽しげなブログは書けないかなぁ。。

 

 

そして、地味に痛みのあった左太腿の裏側(ハムストリング)を何とかしようと、ストレッチでトドメを刺し思い切り傷めてしまったようで、激しく痛みだして整形外科に行きました。

 

1週間安静にとのことで、痛み止めでどうにか凌いでいます。

痛くてじっと座ってられなくてずっとウロウロしています。今がピークかな?

痛いとすごく疲れます…

きっと、ゆっくりしなさいと言われてるんだと思います。

 

安静をいいことにゴロゴロして、録画がいっぱいたまったアニメを観ますー。

アニメとか漫画を見ていると現実逃避できて気が安らぎますね。

 

 

 

お父さんの扇子をもらって帰り、Youtube見ながらケースを作りました。

 

 

更年期でカーッと暑くなるので、この夏は活躍しそうです。

 

 
 
 

もうしばらくそっとしといてくださいませ。。

 

 

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