残暑お見舞い申し上げます
日本活育協会 Yogaマイスターきのしたゆりです。こんにちは。台風と共に迎える事になった今年のお盆でしたが、皆様方はいかがお過ごしになられましたか? 数年前までお盆は、私にとっての一大イベントでありました。そしてお正月とお盆の少なくとも年に二回の里帰りがありました。本州最南端の故郷は、台風銀座と呼ばれるほど、いつも台風の影響を受けます。瓦が飛び、壁が剥がれ、子どもの頃に記憶に刻み込んだそれは、今尚鮮明に蘇る私のふるさとの夏の顔。母が存命中に里帰りをするたびに、年々増えて行く空き家や、多分台風で傷みつけられたであろう屋根や、潮風のせいで変色した塗装や金具。陸の孤島と称される故郷は紀勢本線一本が走るだけ。リアス式海岸は風光明媚であるけれど、くねくねとしたカーブが連続し、車で移動すると思った以上に時間がかかります。それらの一つ一つに、今後の自分を重ねて考えをまさぐった結果、家は住んでいる人がいてこそのモノで、そこに暮らす人がいなければそれはただの想い出の詰まった箱。主が居なくなった家を管理する事は、ひとつの大仕事を抱えるようなもので、大阪と東京を行き来する日常に、それを重ねる事は至難の業でありました。先祖代々の大きなお墓を管理する事も、それに違わぬ労を要する事は必死。お墓もお参りする者があってこそのお墓で、草ぼうぼうになっているのを気に病みながら、それでもどなたかにお願いできるものなら、その考えもあったとは思うのですが、なにしろ故郷は過疎化が著しく、ほとんどが介護を必要とする年齢に突入しています。永代供養をお願いする事になりました。英断と共に帰る場所を失った私。故郷を失った寂しさは、日常の何気ないところどころに顔を出し、去来する幾多の想いは言葉にすれば軽すぎて、祖父母や父母に心の中で語りかけながら過ごすお盆も今年で三回目となりました。失ったモノの代わりに得たものは、自分を整えるために与えられた時間となりました。一日目は台風に追いかけられながら(目的地と全く同じコースで追いかけて来ます)富山着。二日目は大好きなビーナスラインを走り車山高原へ。 三日目は更に北上して赤倉へ。雲海の中で冷涼な空気を味わい尽くし、ホテルから見えた野尻湖を目指します。 そして最後は箱根山ニ連泊。小さな川に遊ぶ鳥も涼を呼び、 道端の山アジサイも風情があり *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆全速力で走りぬけた今年の前半でした。相当疲れていたのだと思います。家を出発して三日間は、車の移動中も、ホテルに滞在時も、寝て、寝て、寝て、良くそれだけ寝れるなぁ~夫が驚きを隠せない顔で言います。そしてそんなに食べて大丈夫?後で調整が大変になるよ!呆れ顔の夫を完全無視。いつもは腹八分目を決め事とし、カロリーオーバーにならないように自己調整の箸運びなのですが、好きなだけ食べて、食べて、食べて。四日目になってやっと、眠気が取れてしゃきっとなり、何を食べても少しでお腹が一杯になり、カラダを動かしたくなってここぞという場所を見つけては歩き回り、家に帰ってきたらびっくりする程元気が復活していて、残りのお盆休みを生理整頓、洗濯、掃除、調理、とてきぱきとこなしているわたくしめで御座います。休養を上手に取る事は良い仕事をするために必要です。それを全身で感じた今年の夏でした。まだまだ暑い日が続きます。みなさまがたも、きちんと休養を取り、元気に後半を滑り出して下さいませね!ごきげんよう!