こんにちは。
今日は暑かったですね。
けど、涼しいスタジオでみんなでゆったりヨガをしてると、疲れが流れていきます。
こうしてヨガができるのも平和だからですね。
安保法案、いろんな意見もあるでしょうが、参考になる本が ここに1冊。
この4月に出たばかりの本。
沖縄の伝説の裁判官、稲葉耶季さん(いなばやすえさん)。
私のお世話になってる先生つながりです。
教会に生まれ、伝説の裁判官となり、ヒマラヤで学校を作り、今は尼僧さんの方。
彼女は言います。
『武器を持たないことこそが、1番強い』
『きれいごとではなく、考え抜いた戦略として、非暴力・非武装こそが強いのだ』と、
いろんな例をあげています。
『例えば、モンゴル帝国。チンギスカンが次々と周囲を武力で征服して、
巨大な帝国を作り上げましたが、わずか百数十年で滅びました。
暴虐で成り立った国が長続きしないことの典型です。』
逆に、いい例がインドのガンジーさん。
『ガンジーはしばしば勉強会を開いて。戦略として、民衆に不殺生・非暴力こそが
強いのだと、その心理を浸透させました。イギリスからの独立を果たすとき、
ガンジーの提唱に従った民衆は一切の武器を持ちませんでした。
そして、ガンジーも民衆も何度も投獄されながらも、また、数百人が虐殺されても、
報復の暴力に訴えようとせず、ついにインドは独立を果たしたのです。』
『戦争が起こる前には、相手は自分達とこんなに違うということが主張されますが、
その力に取り込まれないことです。国や民族で違って当然です。相手も、私。
私も相手です。』
『日常生活で意見が違っても、『ああ、あなたはそういう意見なんですね~』と、思
ってればいいのです。説き伏せようとしないことです。そうすると争いになります。』
ほんと、戦争で得をするのは、武器を売ってる人たちだけですね。
両方の国に武器を売って、儲けていますもんね。
そうさせたい大きな国が、意図を持って情報を流してきます。
私たちができるのは、そのからくりを知っておくことかなぁ。
『その考えじゃだめだよ。』と、きちきちになる必要も、説き伏せる必要もなくて。
無力感におそわれる必要もなくて。(←前の私ならそうなってたけど。
それで、体を壊したりするぐらいに。 ほら、根が真面目なもんだから~)
稲葉さんも『一人ひとりが 少し視点を高く広く、けどいい意味で少しゆるくいること
が、結局は不戦につながるんじゃないでしょうか。』と述べます。
今の私もそうです。
『いろいろあるけど、地球はいい方向に行くから大丈夫』と思ってます。
そしてなにより日常で、にっこりと笑顔で、出会う人たちにありがとうを
いっぱい言います。スーパーのレジでも、どこでも。
ありがとうをいっぱい言うこと。
相手も自分なんだと知っておくこと。 おすすめですよ。
平和は自分の周りから作れますよ♪