いつもありがとうございます
冷たい雨がしとしと☔️
今日の朝は音楽もかけず雨音を聞きながら
静かに静かにヨガをしました。
そして午前中は
中でも最も基本的ながら、
実践するのが難しいとも言える
ヤマ・ニヤマ についてここにも
載せておこうと思います。
我が家に来た事がある人は
どこかで見覚えがあるはず
①ヤマ(Yama)/禁戒
日常生活で行なってはいけない5つの心得。
●アヒムサ(Ahimsa)非暴力・不殺生
いかなる生きとし生けるものも
殺しては(傷つけては)いけない。
行動、言葉、思考のレベルで
他者に暴力をふるってはいけない。
もとの語源は、
”苦痛を引き起こさないこと”。
自分自身を大切にすることから始まる。
●サティヤ(Satya)嘘をつかない
嘘をつかずに誠実でいるためには、
思考、言動、行動を日頃から一致させる
ことを心がけ、自分に正直に生き、
心が穏やかな状態でなければならない。
●アスティヤ(Asteya)盗まない
他人の物、時間、信頼、権利、
利益などを盗んではいけない。
自己中心的な行動はやめなさいという教え。
物やお金、地位、名声など、
常に変化し続ける外の世界には
真の幸福はありません。
どのようなものごとにも、
人間関係や楽しかった思い出さえも、
執着しない状態でいることが一つの鍵。
●ブラフマチャリヤ(Brahmacharya)禁欲
現代では、パートナー以外の異性と
むやみに性的関係を持たないことの他、
利己的な欲を満たそうとするのは避ける
こととされている。
生命エネルギーは必要なところに
集中させることが禁欲の本質。
●アパリグラハ(Aparigraha)貪欲にならない
貪欲さを捨てること。
次から次へと湧き起こる、
尽きることのない欲望に身を任せない。
何かを必要以上に所有しない。
アパリグラハの実践は、外の物質世界に
縛られず、自らに満足感をもたらし、
寛容になり、他者から奪うのではなく、
与えることにつながる。
②ニヤマ(Niyama)/勧戒
日常生活で実践すべき5つの行い。
●シャウチャ(Saucha)清浄
自分の身体と心をいつもきれいな状態に
保つこと。他人に不快感を与えないよう、
身だしなみを整えることももちろんのこと
身の回りの空間を清潔に保つ事も含まれる。
心の清浄さとは、嫉妬や嫌悪など
ネガティブ な感情と思考を排除するよう
心がける慈悲喜捨の精神。
不幸な人には、憐憫の情を、立派な人が
いたら自分もそうありたいと精進し、
嫉妬するのではなく敬う。
受け入れ難いひとがいたら、
攻撃するのではなく、距離を置き、
反面教師として自分の精進にする。
●サントーシャ(Santosha)満足・知足
今あるものに、常に満足すること。
今置かれている状況は先に何か原因があり
ここに理由があって必然であると考える。
そして、今、どんなに苦しく思える状況
でさえも、実は何か成長のための
ステップアップの機会かもしれず、
今そこに何かしらの判断を加えることは
無意味である。
人は身の回りの物事は当たり前だと思い
感謝を忘れ、無くしてみて初めてそれが、
かけがえのないものだったことに気が付く。
健康も愛する人の存在も同様に。
また、人の欲望は尽きることがなく、
外の状況や変化してしまう諸々のことに
幸福を求める限り真の幸福は見つからない。
自分自身で、今あることに感謝をし
満足することが、真の幸福への近道。
●タパス(Tapas)苦行・自制
精神鍛錬のために困難なことを実行する事。
または、人間として生きていく限り
避けられない人生のさまざまな問題や
試練を受け入れる強さを培うこと。
ただし、ただ単に自分を痛めつけたり、
我慢す ることはアヒムサ(非暴力)に反する。
どんなに苦しい状況や試練に出逢っても、
自分の成長の糧として受け入れられる
強さを養うために実践する。
●スヴァディアーヤ(Svadhyaya)
学習・向上心
心を調える働きを持つ書物
(聖典、マントラ、名著、人格者が書いた
本、本質的なことが書かれている本など)
を読むこと。
自分の心を善い方向に導いてくれる
本を読むこと。得た知識を実生活を通じて、
智慧に昇華させ、
人格を成長させることを意味する。
●イーシュワラ・プラニダーナ(Ishvarapranidhana)祈り・信仰
唯一絶対なる存在
(宗教では”神”と表現される)
に信仰心を持ち、祈りを捧げること。
自らに備わっている神性を信じること。
万物に対して、感謝と尊敬の気持ちを持ち
献身的な心を持って生きようとすること。
自分ではどうすることもできないこと
(自然の力、時代の変化など)
を受け入れ、身を委ねること。
。。。。。。。
何かに迷った時、心苦しい時、
私も、
私自身が穏やかに快適に過ごすツールとして
今後もヨガを楽しみ、実践していきます🧘♀️