今日は
プライベートな濃ゆいプライベートヨガクラスをした後に
いつものカレー屋さんへ向かう。
そしてその仕事後に、
10年ほどソムリエール🍷として働かせてもらったお店へ向かう🏃♀️💨.
なぜなら
このタイミングで
このお店の本店がクローズすると聞いていたから。
地元静岡が本店の、全国でも人気の地酒ワイン屋さん。
スーパーやコンビニで簡単にお酒が購入出来る文化へと『シンプル便利、簡素化』時代が移行するタイミングに
生産者さんとの直コミュニケーションで連携を取り、
中間マージンを不要とすることで価格を抑え
高品質のワインや地酒を低価格で提供するという、そんな今では当たり前の流通を先駆けたお店でした。
建物の老朽化と都市開発により、
この度、
この歴史ある本店を一旦閉められるとのこと・・・
今日はご挨拶がてら伺いました。
切ない。。。。
ここのお店とのお付き合いは、
客の立場として通っていた、アルコールが飲めるようになった20数年前から？？😅
その２０数年ほど前？？
まだ羊のミルクのチーズが容易に手に入らなかった時代に
何かで知ったこのチーズを
どうしても食べてみたくて
『Osso iraty(オッソイラテイー)というチーズはありますか？』とお店を訪れた懐かしい記憶があります。
当時は
店員さんもご存知なく
『いつか食べてみたいですねえ』
なんて笑いあっていたのに
いつの間にか
自分はこのお店の厨房側に立っていて
この『Osso iraty(オッソイラテイー)』の
おおおーーーきな原型入荷を受け入れ、
カットし、
お客様に販売する立場になろうとは・・
想像すらしていませんでした。
ちなみに
Osso iraty(オッソイラティー)とはこんなチーズ。
フランスとスペインの国境『バスク地方』の特産品の羊のミルクのチーズ。
画像はこちらのサイトから拝借しました🙏🏽✨
望みは
それが
その本人の切なる想いであり
使命であり
クリアであればあるほど
現実化していくのだということを強く感じました。
はたまたこの時期と並行して
ここのお店で主催するワインセミナーに通っていた楽しんでいた時期がありました。
しかしながら
しばらくワインから離れていた時もありました。
そんな時。
当時の社長さんとバッタリ街中で遭遇。
『misakoさん、今何してるの？？
ワイン飲んでる？？
今ね、新しいソムリエを育てたいの。
目指してみなよ、サポートするから！
一緒に働こう！』
とご提案いただいた、
新しい人生のきっかけとなった日。
当時。
離婚し、
地元静岡へ戻り、
派遣社員として働きつつも
癌を発症し、
職を失い
がん治療方法もなかなか見つからない中、
『私の人生ってなんなんだろう』
そう感じていた日々で訪れた、
『何かがこれで変わるかもしれない！』と野生の勘で反応したタイミングでした。
不安もある、
才能もない、
でも、
ワインもチーズも大好きな私なら、
意外となんとかなっちゃうかも！！！
本能でそう感じとった、
当時の自分の嗅覚に心から感謝です🙏🏽💗💗💗
今をときめくワイン輸入社の社長さんから直々に声をかけられ
完璧に浮き足立ち、夢見心地！！！
その次の日から、
全くの部外者なのに
別の会社で働きながら
夜間は
このお店の社員さんと一緒に、
専門の講師にサポートしていただきながら、
ソムリエの試験勉強を深める日々。
必死の勉強にも関わらず一年目は一次試験で撃沈。.
2年越しでようやく合格し(試験内容はほぼほぼ変わりない、と当時は言われつつも、実務経験がなかったゆえ『ソムリエ』ではなく『ワインエキスパート』という部類でしたが)
途中、
癌再発による治療で長期のお休みをいただきつつも
かれこれ10年ほど働かせていただきました。
仕事内容のワクワク感と充実感はもちろん
私にとって
ここで働いている時の
ファンキーで温かい先輩方からのサポートが
とっても印象に残っています。
たくさんの思い出があったお店も
とにかく
ひとまず
一区切り。
大切なお店の前で記念写真を。
大きな学びと
感動と
がむしゃらに生きることの大切を
『ご縁』の大切さを
何より
『自分が
こう思ったから、
こう突き進むんだ！
それが何か？？』
な
ハングリー精神を
身を以て感じさせてくれた職場に、
上司に、
仲間に、
何より長年ご愛顧くださったお客様に
心から感謝です。
今日の愛ある賄いの
滋味深い『ダル』を仕事後にすすりながら
しみじみ感じました。。。
無言ですする『ダル』、
今日の一区切り。
当たり前のように続く毎日の中で
たまに
『ちょいな ちょいな』
で刻み込まれる区切りで
良い塩梅で区切りができて
自身を見つめ直す
とっても良い機会になるのでは？？
さあ、
明日からも頑張ろう！
misako