先日の雪が白いレフ板の役割を果たしているからでしょうか。
水平線から朝日が登り始めた頃。
夜から朝に変わるわずか5分のステージです。
それはまるでスポットライトが当たっているかのような光の明暗でした。
スポットライトは1箇所に留まらず、街を順番に照らして行きます。
光が当たっている場所は木々でも家並みでも、みんな今日という始まりに歓喜の声をあげているようにも見えます。
または、太陽の光が木々や家並み1軒ずつに「朝ですよ！おはよう」と起しに行っているようにも見えます。
まだ夜が明けないからと外を見なければこの光景は見逃してしまいます。
そろそろ朝だねと雨戸を開ける頃にはこの光景が終了しています。
夜でも朝でもない、その間の5分。
この場所から見られる毎朝の当たり前の光景にもずっと気がつかずにいたんだなと思いました。
これは私が見ていないだけで、毎朝世界中で起こっている当たり前の光景です。
太陽は毎日私たちを平等に照らしていますから。
見たことがなければ「知らなかった」と驚くだけで、その出来事は昔から存在していたのですね。
だから「知ること」って大切なことです。誰かの当たり前も、自分にとっては大きな発見だったりするので。
世の中、どう考えても知らないことの方が多いので毎日が発見の連続になります。
今日はどんな発見をしましたか？
「そんなこと当たり前だよ」って誰かに笑われても、その人にとって知らなかったことを知ったのだからいいことじゃないか！
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