ヨガは身体の柔らかさではなく、取り組み方が大事 | ヨガ メディテーション アカデミー 札幌 公式 ブログ

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【見えるものと見えないもの】


ヨガはアーサナ(ポーズ)の熟達度みたいなものに脚光が当たりやすいので、どうしてもポーズを「完成」させることが重要という感じになっていますね。


なので「身体が柔らかい人じゃないとできない」と言われることも

思われている方も多いかと思います。


ではここで、一つお話しを。

これは最近調べ物をしていて知ったことでした。




BDNFという脳由来神経栄養因子があります。

これは運動強度の高いものを行うと出てくるもので、記憶や学習に効果があります。

(運動した後の方が勉強にいいと言われているのもこれですね!)


BDNFは血液検査などで測定しますが、その推定値として「心拍数」が計られます。

最大心拍数の75~80%くらいの運動強度(息が上がるくらい)で行うと効果的と言われています。


アメリカの体育教師の話です。


この事実を知った体育教師の方が、今までと違う方法で生徒を評価するようになりました。


ランニングをスピードではなく


「心拍数」


で評価したのです。



スピードは目に見えてわかりやすいですよね。


1番もビリも


でも、

心拍数は見てわかりません。



すると今までは順位が遅くて運動に苦手意識があった子どもも


心拍数がとても高く一生懸命頑張っていることが認められ、


逆に1番だったけど実は流していた子どもは心拍数は上がっていないので


速いことはもちろん素晴らしいことだけど、もう少し頑張れたよね?


と、指導が今までとはまるで変わってしまったのです。



これって、ヨガのポーズも同じだと思うんです。


「アーサナ(ポーズ)は外から見える」もの。


でも内面の状態は一見も出来栄えだけでは測れません。



ヨガは見えない部分も大事にしていく事が大切です。