【ヨガと瞑想① ヨガスートラでのヨガの目的とは?】 | ヨガ メディテーション アカデミー 札幌 公式 ブログ

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【ヨガと瞑想① ヨガスートラでのヨガの目的とは?】

皆様こんにちは!
インストラクターのヤスです




以前から瞑想に関して、いくつか記事で紹介をしていますが、今回は
「ヨガと瞑想の関係」に関してお話しします!

※過去記事はコチラ※
【瞑想=リラックスは間違い!】瞑想をしてストレスが減る仕組みとは!?
https://ameblo.jp/yoga-meditation-academy/entry-12496291820.html

【気づきを保った生活とは?】瞑想の種類について① サマタ瞑想について
https://ameblo.jp/yoga-meditation-academy/entry-12504288847.html

【気づきを保った生活とは?】瞑想の種類について② ヴィパッサナ瞑想について
https://ameblo.jp/yoga-meditation-academy/entry-12519899745.html

ヨガと瞑想はどのような関係があるのか?

現在、日本においてホットヨガスタジオやスポーツジムでのヨガクラスなどをイメージすると「ヨガ=フィットネス」という印象が強いと思います。

しかし、伝統的にはヨガは「坐って瞑想をする」ことが重要視されていました。

これは「ラージャヨガ」(王様のヨガ)と言われており、長時間座って瞑想をするための身体を作る為に、不安定な姿勢をとり、その中で呼吸をする訓練を積むために生まれたのが、身体を動かす「ハタヨガ」です。

この「ハタヨガ」が現在フィットネスとして広く認知されているものとなります。

では、なぜ「ラージャヨガ」で「坐って瞑想をする」ことが重要だったのか?

それは、伝統的なヨガで示されていた「ヨガの目的」に答えがあります。

古典的なヨガの経典である『ヨガスートラ』では「ヨガの目的」として、

「心の作用を止滅せよ」

と記載されています。

「心の作用を止滅せよ」とは、以前の記事の内容と重ねると「マインドワンダリング」を止めることです。

「マインドワンダリング」とは、私たち人間の脳が進化の過程で身に着けた「シミュレーション機能の暴走」によって嫌な過去を材料に嫌な未来を想像してしまう事です。

(※詳しくはコチラの記事から
https://ameblo.jp/yoga-meditation-academy/entry-12504288847.html)




人間は生まれてから成長する過程・育った環境によって得た経験で自身の「信念」「固定概念」を生成します。

この「固定概念」によって、過去にあった嫌なシチュエーションと似た場面に遭遇したり、想像するときに、嫌な未来を勝手に想像してストレスを抱えてしまうのです。

この働きをヨガスートラの中では「心の作用」としていて、それを止めることをヨガの目的に掲げたのです。

そして、目的をするために、「一つの作業に集中して余計な反応をしないようにする」こと

すなわち「サマタ瞑想」を行う事が重要であるとされ、伝統的なヨガではその方法が確立されていったのです。

私たちが身体の健康の為に行っているヨガはもともと精神の安定も図ることが目的だったのです。

是非、身体を動かすだけではなく、瞑想も取り入れてみてはいかがでしょうか?

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