おはようございます。
このところ乾燥が激しくてリップクリームが手放せないですね。
昨日は
今年初のスタジオクラス。
2週間ぶりですが
なんだかもっとお休みしたような感じで
なつかしさと家にもどってきたようなほっとした空間。
今年の最初のクラスでは
うさぎ年にちなんで
うさぎとカメのお話を♪しましたよ。
うさぎってイソップ童話や昔話ででてくるキャラクターとしては
なんだかずるがしこいようなものが多いイメージありませんか??
うさぎとカメというイソップ童話でも
山のふもとまで競走する話があります。
のろまなカメとぴょんぴょんと足のはやいうさぎ。
あっという間にうさぎはゴールに近づきますが
安心して途中で一休みで寝入ってしまい
最後にはカメさんに追い抜かれてしまう~。
油断せずに最後まで気を抜かずがんばろう~という意図があるお話ですが
実は
もうひとつ仏教でもうさぎとカメのお話があるんですよ。
ゴールは阿弥陀様が待っている浄土。
途中までは一緒なのですが
ねむっているうさぎをこころ優しきカメさんが
こんなところに寝ていて浄土にいきつくことはできませんよ~と起こしてあげます。
一緒に再スタート!!
しかし、
浄土の手前には川があります。
川をわたれないうさぎをカメが背中に乗せてあげてわたり
つぎにはたかくそびえる山が!!
今度は急な険しい山道をカメは登っても登っても転がり落ちま
す。
そんなカメをうさぎが後ろから一生懸命押し上げて
山を登りきった時、お浄土の光が輝き、その光の中にうさぎとカメは手を取り合い阿弥陀様に無事に迎えられるというお話です。
支えあい、助け合って、途中で困っている人、怠けている人がいたら手を差し伸べてあげられる。
自分だけの幸せを願うのではなく
社会の平和を願うことで人間は幸せになることができるのですよ~。
ひとはひとりでは生きてはいけない!
今年2023年は(も)
うさぎとカメのお話のように助け合い、支えあいながら
日々をおくれるといいな~と思っています。(肝に銘じます)