「ポーズをとる」のではなくて。
「ポーズが当たり前にとれる自分になる」。
「好きな女の子を彼女にする」のではなくて。
「好きな女の子が彼氏にしたくなる器の男になる」。
「集客のテクニックで生徒さんを集める」のではなくて。
「生徒さんがレッスンを受けたくなる魅力を持つ先生になる」。
みんな同じことだと思っています。
目の前にある物事は、「支配して所有する為のもの」ではなくて。
「その物事と出会う事をきっかけに、自分を高める為のもの」。
「その物事と良い関係性を結ぶ事をきっかけに、自分の可能性を開くもの」。
そして、出会った物事との良い関係を結ぶ練習として一番取り組みやすいものの一つとしてヨガのポーズが存在していると思っています。
自分の心と身体、過去と現在、自分と他人。
色々な関係性をマットの上で気付かせてくれます。
マットの上で起こることは人生でも起こること。
ヨガの練習は、人生の実践練習でもあります。
ポーズへの向き合い方は、人生への向き合い方の縮図です。
でも、マットの上で起こることは人生で起こることより大分優しいです。
なにしろ一番よいのは、自分のペースで何度も繰り返し出来ること。
好きな女の子の前に、違う素敵な男の子が現れるかもしれません。
生徒さんが集まる前に、スタジオが潰れてしまうかもしれません。
でも、ポーズは変わらず、自分が関係性を結ぼうと思っている限りはずっと待ってくれています。
問題が勝手に大きくなることもありません。
ヨガをはじめた時は踵がつかなかったダウンドッグ。
あれから８年。
ダウンドッグは何一つかわっていません。
変わったのはダウンドッグと自分の関係性だけです。
踵がつくようになった？？
いえいえ、そうではありません。
ダウンドッグと仲良くなった。ただそれだけなんです。
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